★ローマ フォロ ロマーノ ヴェスタの巫女の家
ローマ第2の王様『ヌマ』の時代から『ヴェスタの神殿』内の神聖な日を管理していたのは巫女たちでした。
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六歳から十歳の少女が選ばれ巫女となりました、任期は30年でその間は処女でなければならなかったのです。
この規律を守れないとなんと生き埋めにされてしまったそうです、しかし、生活は保障され優遇されていたので、主に富裕層の娘がこの巫女に選ばれたようです。
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『アウグストウス帝』は神祇館を兼ねていたので、彼の奉献で紀元前12年ごろ大規模で豪華な建物になりました。
巫女の彫刻で首から上が壊されたものがありますが、他民族の侵攻の時に破壊されたか、キリスト教徒によって破壊されたのでしょう。何かとても痛ましい気持ちになりますね。
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現在私たちが見る遺構は、19世紀後半に発掘されたもので、『トラヤヌス帝』の時代のものと推測されています。
彫刻はどれも素朴ではありますが、衣服の隅々のしわまで精緻に作られていて一つ一つを見て回る価値があります。
ここで、6歳から40歳ぐらいまでの少女から女性までの集団がどんな生活をしていたのでしょう。
あまり資料がないので、つぶさには分かりませんが、結構楽しくやっていたんじゃないかななどと思いました。