2020年1月訪問 イタリアからコロナがなくなるまで書き続けます。
★素晴らしい天井装飾 ストーブの間 パラティーナ美術館 ピッティ宮
部屋に入ったとたんに目の前に広がるのは、床から天井にかけて、
すべての面に施された装飾です。
まずは壁のフレスコ画ですが、『ピエトロ・ダ・コルトーナ』が
1637年に依頼を受けて、『人間の4時代』の題材で描きました。
この写真は『鉄の時代』で、4時代目です。
鉄が出現して、武器となりました、それによって人々が殺戮されている
そんな光景が描かれています。
最初の『黄金の時代』金属製の武器はなく人々は平和に生活している、
そんな様が描かれています。
天井のフレスコ画は説明はありませんでしたが『ピエトロ・ダ・コルトーナ』
の作品だと思います。
そして、フレスコ画を囲んでいる、スタッコ装飾も本当に精巧にできています。
次回はあなたの足元、床美術館をじっくりと見ていただきます。