2020年1月訪問 イタリアからコロナがなくなるまで書き続けます。
★足元には美しい ストーブの間 パラティーナ美術館 ピッティー宮
天井には華麗なフレスコ画とスタッコ装飾。
壁面には『人間の四時代』の壮麗なフレスコ画。
そして足元には素晴らしいモザイクの絵巻物が広がっています。
見てください。
広角で撮ったので、かなり画像がゆがんでいますが全体の感じつかんでもらえますか。
このタイルは『マジョルカ陶板』といわれるものです。
1627年に『ジュリオ・パリージ』が描いた絵にもっとづいて、
『モンテルボー窯』で焼かれたものだそうです。
しかし残念なことには、この『君主制の勝利』以外は、
20世紀初めに、『フィレンツェ』の『カンダガッリ窯』で焼き直されました。
繊細な感じのデザインがここからも偲ばれますね。
これが復元された部分、遠近法も巧みに使われ、素晴らしい出来です。
そして周りの装飾タイルも巧緻性に優れ組み合わせも巧みです。