銀窓音番地・跡地

Another Silver Windows 公式(?)ブログ
解散した今にしか出来ないことをバンバンやっていきます。

Pearl Light Of Revolution

2009年12月09日 22時00分50秒 | U-ri
チョリッス。「チョリッス」が嫌いなU-riです。
12月はライブが2本。イヴの夜は僕1人。まあそれは努力をしてない自分が悪いけど。



最近映画館に映画を見に行ってないけど、どんな巨大スクリーンで見るよりも魂のこもったブラウン管の映像を今日見ました。

       「メカラウロコ DVDBOX」

            の中の「メカラウロコ9」。

イエモンの歴史を語るつもりは無いけど、このライブはバンドとしての「底力」を見せつけられる、ただ楽しいだけの3時間弱ではない。当時イエモンは、後に迎える活動休止へのカウントダウン的ツアー「パンチドランカーツアー‘98~‘99」の佳境を迎える1998年年末、武道館2DAYS を終えた次の日。
決して準備万端とはいえなかったかもしれない。そんな中、簡単に言うと「昔の曲中心のスペシャルライブ」として行われた。
ただ僕は、懐かしい曲をやってるからすごいのではなく、リハ不十分でやった勇気がすごいのでなく、目に見えないものが見えた気がするからすごいと思った。

普通歌は見えない。ライブにいけば歌っている人、楽器を弾いている人ははっきり見える。でも歌や音は見えない。
それがもともとのイメージと、DVDBOXという特別感と、テストが終わった安心感やらの化学反応で、この映像から思い切りぶん殴られたような気がして、眩暈から立ち直ると、急に音が大きくなったような気がした。でも少しも耳障りでない。どんどん入ってくる。脳が音楽用に改造されるようにテレビの世界に吸い込まれていった。そこから先はよく覚えていない。気がつくとディスクの回転は終わっていた。
やばかった。

多分ほかの人が「9」を見ても、音楽に詳しい人はなおさらこんな気持ちにはならず、バンドのパフォーマンスレベルを気にしてしまうだろう。

「僕だから、こうなれた。」、というしかない。なんだかミュージシャンとしての本質を丁寧にではなく、
急に突きつけられた驚きがあった。まさに「目から鱗」なDVDだった。

ここまで重く残るとは思っていなかった。もうこれは大事なものというレベルじゃない。引き出しに鍵をかけて扱うような宝物ではない。体内に取り込んでしまいたい「新しい臓器」かもしれない。

後の3本のライブも楽しみだ。ただ余計に神経を使って見なければいけなくなった。こんなに偉大っぽくブログを書いたせいで・・・。



2009年は、なんかおかしいぐらい僕に微笑んでくれました。いつかロッケンロールで返します。




     「あと人間関係が上手くいけばねぇ」 U-ri


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