この前読んでみたいと書いた、河野臨九段の「スモール中国流布石 徹底ガイド」が書店に並んでいたので、早速手に入れた。
私はどちらかというと「スモール中国流」で来られた時の白の打ち方を知りたかったのだが、黒が面白くなる色々な変化が紹介されているので、黒を持ってこの布石を試してみたい気持になった。
これが「スモール中国流」。
中国流ではAにある黒石が一路下に控えた形。
私は中国流を打たれた場合、最近は白1とカカることにしている。
このスモール中国流に対しても、中国流と同じように専ら白1を愛用しているのだが、河野九段の解説によると、黒1に挟まれると、どうも黒がやれる戦いになるらしい。

このように左下が白△やaの場合、黒1と構えるのはやや疑問とあった。
白△は二連星や三連星に対して有効という解説を別の本などで見たことがあるが、「スモール中国流」に対しても同様らしい。
「スモール中国流」白の対抗策も案外簡単なんだなと思った。
私にとってはプロの「やや疑問」というレベルが微妙すぎて、プロのお墨付きがあるという心を落ち着かせる程度の効果ぐらいしか期待できないけれど。

ちなみにこれが「ミニスモール中国流」。
この布石についても、中国や韓国でよく打たれているという手も含め、様々な変化が紹介されていて勉強になる。
もっとも、私は黒5に対する白6ではAにカカってミニ中国流をあからさまに阻止することにしているので、この「ミニスモール中国流」を勉強するのは、もう少し後でもいいかな。

私はどちらかというと「スモール中国流」で来られた時の白の打ち方を知りたかったのだが、黒が面白くなる色々な変化が紹介されているので、黒を持ってこの布石を試してみたい気持になった。
これが「スモール中国流」。
中国流ではAにある黒石が一路下に控えた形。
私は中国流を打たれた場合、最近は白1とカカることにしている。
このスモール中国流に対しても、中国流と同じように専ら白1を愛用しているのだが、河野九段の解説によると、黒1に挟まれると、どうも黒がやれる戦いになるらしい。

このように左下が白△やaの場合、黒1と構えるのはやや疑問とあった。
白△は二連星や三連星に対して有効という解説を別の本などで見たことがあるが、「スモール中国流」に対しても同様らしい。
「スモール中国流」白の対抗策も案外簡単なんだなと思った。
私にとってはプロの「やや疑問」というレベルが微妙すぎて、プロのお墨付きがあるという心を落ち着かせる程度の効果ぐらいしか期待できないけれど。

ちなみにこれが「ミニスモール中国流」。
この布石についても、中国や韓国でよく打たれているという手も含め、様々な変化が紹介されていて勉強になる。
もっとも、私は黒5に対する白6ではAにカカってミニ中国流をあからさまに阻止することにしているので、この「ミニスモール中国流」を勉強するのは、もう少し後でもいいかな。

少し前にネットで河野九段が出される本がこのスモール中国流とのことで,今朝起きて調べていたら,もう出ているのですね。
なんとなく「臨戦中国流」が一番響きが格好良くて,中国流に比べ,戦闘になりやすい性質からもピッタリではないのかなぁなんて思いましたが著者本人が自分の名前を使うことに遠慮したのでしょうね多分。
それはそうと,この本にも出るスモールミニ中国流は秀策が実は打っているのですね。秀麗秀策を並べていて気付きました1857-3-29の対局。
意図はカカッた石からケイマに堅く構えるものなので若干ズレはあるものの道策流とミニ中国流の関係に似ていますね。1,3,5→コスミの秀策流に続く秀策流二の型とでもいうのかな。
この型の名前は「臨戦中国流」の他にも幾つかあったと思いますが、まだこれというものに定着はしていませんね。
この「スモール」というのは、「スモチュウ」とか「ミニスモ」とか略称で呼ばれるような気がします。果たして定着するでしょうか。
秀策が打っていたのですか。まさに温故知新ですね。私も以前「秀麗秀策」を並べましたが、まったく記憶に残っていませんでした。