囲碁日記:明日への一打

囲碁上達を夢見る一アマチュアの日記です。

ネット対局:短気は損気

2015年05月17日 14時00分12秒 | 棋譜(大会)
久々にパンダネットの月例大会に参加してみた。
今のところ6勝8敗と負け越しており、成績対象の7戦でも3勝4敗なので、入賞には全く関係のない状況。
ただ、お相手はかなりレーティングが高い方ばかり。しかもハンデは最大2子逆コミ5目半なので、かなり健闘していると言えるのではなかろうか。
中でも、本来なら4子逆コミ5目半の手合いとなる方を相手に、2子逆コミ5目半で2勝できたのが大きい(半目勝ちと3目半勝ち)。

そんな中、反省の一局。
これも本来は3子の手合いのところ2子逆コミ5目半の対局だった。
左下の黒は取られたが、中央の白を取り込み、上辺の黒地も大きいので、目下の形勢は黒良しと思っていた。
ここで上手が長考し、上辺白1に打たれた。黒Aに切る手が残っているが(黒Aに白Bなら黒Cで両アタリ)、形勢不利とみての勝負手だろうと思った。

白1には黒2、4と固めの対応。白11に黒12と打ったのは、右上がコウになっても黒14が打てればあまり損にはなっていないと考えたから。しかるに、黒14に白が15に打ったのには驚いた。そこで黒16と打ったのだが、白17もさらに15の上をいく意表外の手だった。
実は白1を打たれる前あたりから、ひょっとしたら勝てるかもしれないと思っていたところ、上手が長考の連続だったので、イライラしていたのだ。それが良くなかった。白15、17は長考の後に一転してほぼノータイムの着手だったのだが、早く打ってくれれば良いのにと思っていたものだから、こちらもノータイムで応じ黒18と打ち抜いてしまった。白19で黒2子を取られて中央の白が復活し、右上隅も取られては、白の15子を取っても割に合わない。

白1には当然黒2と打たなければならなかった。実戦と同じように白3なら、黒4などと打ち、両アタリになった白を取る手も残っていて黒が優勢を維持できていたと思う。
月例大会では多くの上手の人に打ってもらっているが、じっくり考える人が多いと感じた。腰を据えて落ち着いて考えられるようでなければ強くなれないのかな、と思った。長考にイライラしているようでは、甘い。
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