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囲碁日記:明日への一打

囲碁上達を夢見る一アマチュアの日記です。

勝つヨセの絶妙な手順

2012年06月02日 16時21分01秒 | 棋書
囲碁への取り組みは相変わらず行き当たりばったりの私。
実力五段囲碁読本のシリーズを読破しようなどとつぶやいた記憶もあるが、目を引くタイトルの新刊本を見つけた。

「勝つヨセの絶妙な手順」光永淳造六段著。

タイトルもさることながら、まえがきにも著者の意気込みが伝わる言葉が並んでいる。
「さまざまなジャンルの囲碁の本が多く出版されています。いろいろと読破してきたけれど、そろそろ新しい刺激が欲しいという高段者の方へ、この本はそんな知的好奇心を満たすためのものです。」
「囲碁においてのヨセは、その重要性の割にはあまり触れられる機会がなく、この度、その分野に対して本書で、真正面から向き合って取り上げました。」
「ヨセについては、・・・詰碁に比べると質量ともに大きく見劣りするといわざるを得ません。囲碁の勝負はヨセで決することが少なくないのに、このような現状に少々物足りなさを感じていました。」

ヨセの勉強をする本も何冊も持っているのだが、光永六段の意欲が感じられて、購入してしまった。
13路盤の実戦形の問題が収められており、まず前半で手どまりや逆ヨセなどについて詳しく解説した後に、応用問題に取り組むというスタイル。
まだ初めの方を読み始めたばかりだが、ヨセって大変なんだということを改めて認識させられた。
「手の大きささえ計算できればヨセは正しく打てる、というのは間違いです。まずは手止まりや、次には逆ヨセのタイミングを計る目的で考えた計算法(この本で説明されている)などから、実戦で少しずつでも正解に近づく工夫を考えることが大切です。」

自分はまだ手の大きささえろくに計算できないし、如何にいい加減にヨセを打っていることか。
実際はヨセ勝負になる前に勝負が決することが多いヘボなレベルなので、この本を手にするのはちと早かったかもしれない。
それでも知らないことを説明してくれているので、少しずつでも読んでみようと思う。
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