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ペット火葬あすかの郷のスタッフブログ

お線香の役割

2024-01-31 10:16:34 | 日記

故人への想い

独特な匂いを嗅ぐと、その時の出来事や思い出が蘇ってくる。そんな経験したことありませんか?

食事や恋人の匂い。映画館・本屋・ガソリンスタンドの匂い・・・
その中で家の匂いってありますよね。
私がまだ小さかったとき、お盆になると必ず母方の実家に行ってました。家に入るとお線香の香が・・・ 
この匂いを嗅ぐと「おばあちゃん家に来た」と実感が湧いてきます。(私の実家は防虫剤の臭いが・・)
そのお線香のことですが、普段何気なくあげていますけど、ちゃんと意味があるのはご存知ですか?
場面場面によって、お線香の役割が違いますので、ここで3つご紹介します。

1 通夜でのお線香
通夜でのお線香の役割は、浄土へ行くための道しるべ。
線香が何本もあると道に迷ってしまうので、必ず1本です

2 四十九日までのお線香
お亡くなりになられて四十九日過ぎるまでを、仏教では中陰といいます。
中陰とは浄土を目指す旅の間のことをいい、お線香の香りはその間の食べ物と考えられています。

3 仏壇やお墓
仏壇やお墓にお線香をあげる行為は、仏様と自分の心をお線香の煙や香が繋いでくれます。
今では、沢山の種類のお線香があります。故人が好きだった香のお線香があればいいですね

お線香には、場面場面で色々な役割があるのですね。

簡単簡潔にお伝えしましたが、全ては故人への想いです。

もし、お線香をあげる場面になられたら、故人のことを想い、話しかけてください。



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