原作の髪型がかわいいとは思っているけれど、アニメ版寄りで。
群馬と言えば。いつだかのお盆過ぎの豪雨の折り、長岡方面へ向かう電車の窓から、川下りに興じる人々の姿を見たのが衝撃的でした。
山の向こうではほとんどの路線でトラブルを起こしてる状況 。(上越線もぐだぐだだったよ)
切り立った崖、降りしきる雨、荒れ狂う濁流に、翻弄される船上の人々。思わず二度見三度見してしまいました。
その後、特に事故の話も聞かなかったのが二重の驚き。
いやあ、あれはほんとにびっくりした。(とにかく酷い雨だった)
雷から家電製品を守りつつ、『お前はまだグンマを知らない』8話感想。
前回の続きと思われるシーンからスタート。(干し芋食べてるしな)
神月くんはお母さんとおぼしき女性より、いとこの小学生:実くんの運動会でのビデオ係を頼まれる。
5月運動会ってとこが農業県の名残って感じがしますな…と思ったら、全国的に春運動会は学校運営の都合によるものが多かった。
出身県がそうだったからといって、どこも同じ理由とは限らない。思い込み危険。確認してよかった。
以降はほぼ神月くんの回想なのであるが、この上毛小学校大運動会がほんのちょっとした部分で既にヤバさを漂わせている。
入退場門の両足に殴り書きされた『かかあ天下統一』と『からっかぜぱ◯◯ー』。
からっかぜの方は隠れてよく見えないが、『ぱぅわー』か?
どっちにしろ、上州のかかあが天下統一を狙ってるのだ。洒落にならない。しかもこれ、小学校の運動会。児童たちへの啓蒙の一環であると思われる。
そしてここから、神月くんと実くんの夏の思い出シーンに突入。
それまで常識的な良い子だったらしい実くんが、突如発狂突然異常な興奮状態に陥る。
焼きまんじゅうって甘味噌だれの甘さが問題なんじゃなく、別の依存性のある何かが入ってるんじゃないなかってちょっと思う。
語尾が『~なん』になるのってかわいいよね。『なんなん』かわいい。
考えてみれば、海なし県8県の内、関東だけで3県稼いでるのってすごいよな。
銚子の浜で、海への暗い情熱を噴出させる実くん。どんどんヒートアップしていきます。
7話の少年といい、ここの子達ってこういう古風な喋り方するのかしら。
「海を愛し、海に嫌われた県民」
この年にして、届かぬ愛の苦しみを知っている実くん。非常に切ない台詞です。
海っていうか、水が好きなんじゃね?と思わなくもないけど。
水難事故率については全く笑えないので突っ込みようもないが、アウェイでは気を付けてね県民の皆さん…。
そういや山があるのにやまなし県も、寿司刺身好きだねえ。
同じ海なしでも埼玉が海鮮音痴県だから、不思議な感じがする。
やっぱり嫌な記憶は封じ込めてしまうのだなって感じの神月くんの台詞で、8話終了。
大運動会…荒れそうですね。