あらかじめ言っておかなければなるまい。私は群馬が大好きです。
(予防線を張るとも言う)
まず、4月開始の気になるアニメから。
『ゴールデンカムイ』( TOKYO MX:04/09 23:00)
知人にグルメ漫画だと教えてもらってたので、見る予定。
大丈夫だ。私は猜疑心が強い。心の準備はできている。
『お前はまだグンマを知らない』(群馬テレビ:04/02 20:55)
やはり埼玉県民としてはこの漫画のアニメ化を歓迎し、当然毎回視聴しなければならない。それが隣県の義理、埼玉県民の心意気である。
”ダサいたま“という言葉だけは全国的に浸透しているが、存在感は異常に薄い我が県としては、本来なら魔夜峰央御大の『翔んで埼玉』でこれに対抗すべきところ。
しかしながらあれは連載が中断して長い上に、埼玉への毒が先生から抜けてしまったようなので、連載再開は絶望的だ。
魔夜先生だけあって3話だけでもインパクトは絶大だが、完結してないということと、やはり内容がヤバい(差別に関わる)のでテレビアニメ化は無理だろう…。
埼玉と言えば、鉄博か『うまい、うますぎる』とネギぐらいしかない。
あとは、アレのおかげで急浮上した行田か。(まんじゅうと被る)
『風が語りかけます』は石高で『百万石まんじゅう』に負けてしまう辺り、全国区には程遠い気がする。(体感的に)
だって白い恋人や萩の月、ういろうや八ツ橋・もみじまんじゅうのような超有名どころほどメジャーじゃないだろー。
ダメマスリコ式手榴弾(通称:金萬)と同レベルだと思う。(私はさなづら派だ)
ネギだって、別に埼玉じゃなければいけない理由がない。それこそお隣の大仁田下仁田ネギは、全国的に有名だ。
深谷ネギの定義って知ってるか?地元民ですらほぼ知らないぞ。
そういや、たまアリがあったね。あれは新東京国際空港や東京ディズニーランドと同じ括りだから。
埼玉のコンプレックス全開で視聴してやる。
『東京喰種トーキョーグール:re』( TOKYO MX:04/03 23:00)
アニメで前作まで見てたので。
これは後でまとめて視聴してもいいかな…と思うのは、ここまでの内容を覚えていないからだ。
しかも明日からじゃん…。夜中に怖いの見たくないなあ…。
そういう訳で、『お前はまだグンマを知らない』第1話。
何か分からんけど、初っぱなから見逃した。
は?マジ?
4/2だったかなって少しは思ったんだけど、テレビ欄確認したり検索したりという発想が、今日の私にはなかった。
有料でもなんでもいいから、1話だけとりあえず見せてくれ!
と思って探したら、GyaO!で視聴できた。ああ良かった。
「グンマに来て」
「生きて帰った者はいない」
冒頭からいきなり埼玉県民、特に熊谷ナンバーを否定しにかかった台詞である。
いくらグンマ県民が埼玉北部を『ほぼグンマ』と認識しているからといって、公共の場でそういうことを言っちゃうのはあんまりじゃないか。
日々上武道路をラッシュと暴走にも負けずに通勤している労働者や、道の駅おおたを愛用する北部住民、大宮駅より高崎駅をターミナル駅として優先的に利用する乗客のことを何と思っているのだ。(領民です)
そしてこの後、私がこの漫画でずっと引っ掛かっていたエピソード、アニメ視聴を決断したあのシーンが登場する。
主人公神月くんが、籠原駅での車両切り離しに戸惑う場面である。
ちょっと漫画を見たときと記憶違いを起こしていたようだが(漫画の方は若干記憶が薄いよという予防線である)、ここには一言二言以上言いたいことがあったので好都合。
(新幹線の方で鉄道ネタとして扱おうと思ってたら、まさかの本家アニメ化)
「ここは籠原。グンマの5駅手前だ」
確かに最初のグンマ(新町駅)の5駅前ではあるが、高崎線(定義はともかく、ここでは上野駅―高崎駅と扱う)においてグンマの停車駅は新町・倉賀野・高崎(JR)の3駅しかない。
系路上は大部分が埼玉、籠原止まりも多いというのに、大宮駅構内以外がJR東日本高崎支社の管轄のため(一般利用者がどれだけ知ってるんだ、これ)、そして何より『高崎』線の名のせいで高崎線→グンマとイメージされるのは、埼玉県民的には納得できない。
「これからグンマに向かう乗客の誰もが、死んだ目をしている」
「しかもヤンキー率が上がっている」
繰り返し言うが、高崎線においてグンマの駅は3駅だ。
確かに籠原以降より後は、グンマの県庁所在地華やかなりし商都高崎に所在する高崎駅の利用者が多いだろう。
しかし、岡部・神保原はともかく、深谷駅・本庄駅で乗降車する人は少なくないはずだ!(たぶん)
死んだ目の乗客やヤンキーがグンマ県民だとしても、それ以外の良心的な普通の乗客は埼玉県民の可能性が高いのだ!!
「ええ!?ちょ、なぜドアが開かないんだ!?」
「当たり前だよ。この先どこまで行っても永久にドアは自動で開かねえよお」
完全手動の両毛線じゃないんだし(今はどうなの?)、現在の高崎線は押しボタン式の半自動ドアなんだから、自分で開けなさい。
あんな目立つボタン、初めての私でも分かった位だぞ(ドキドキするけどな)。
っていうか、誰もいなくなるまでなぜ気付かぬ。
車両移動する乗客の猛ダッシュ風景を見て、何も感じなかったのか。
記念すべき第1話にケチを付けるようで申し訳ないが、埼玉県が大部分を占める高崎線あるあるは、大部分が埼玉県あるあると言うべきものなのだ。
埼玉県民として、それだけは一度言っておきたかった。
まあ、ライオンズをはじめ、結構『グンマを知らない』に便乗してるみたいだけどな。埼玉。
最寄り駅でも普通にスタンプラリーの台紙置いてるし。
ネタだと分かった上で言うよ。群馬は秘境じゃないよ。
第1話感想は以上。
視聴は続けるけど、感想は地元民のヘイト溜めそうだからやめとく。(たぶん)
私のチキンハートがぶるぶるするんだよぉ。