熊本から気ままに山と自転車のブログ

新設道路法面の断層

新設道路法面の断層
2021/5/21(金) 雨/曇

切通の新設道路工事現場法面に、教科書にでも載せたいような断層面が目に留まったので写真(写真1参照)を撮った。


そこには、断層(写真2参照)も写っていた。


反対側の法面にも地殻変動による斜めになった地層と、その後にできた断層(写真3・4参照)が見える。
一番上の赤土層は鬼界カルデラの噴火(7300年前)によるものと思うが、断層により層が断たれているか、いないか判別できないのが残念に思う。
5年前の地震で、この断層が動いていれば・・・と考えると戦慄する。
一番上の赤土層が鬼界カルデラの噴火によるもであれば、その影響は鹿児島に限らずこの地の縄文文化にも壊滅的影響をもたらしたものと考える。

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

コメント一覧

asotakadakedake1592
Re:カリフラワーさんへ こんにちは、コメント有難うございます。
コンゴ民主共和国ニーラコンゴ山噴火のニュースは知りませんでした。
写真地層断面は、水底できた基層の上に火山灰と思われる層が7・8層重なっていますが、どの層がいつの頃のものか、阿蘇カルデラ系か金峰山系か等皆目分かりません。阿蘇カルデラが、8.8万年前大噴火し北海道まで火山灰が届き、新しくは屋久島の北にある海底火山の鬼界カルデラが、7300年前大噴火し東北まで火山灰が届いた地層の記録があります。
7300年前の日本は縄文時代の中期で、上野原縄文遺跡等南九州の縄文文化は壊滅したのではないかと云われています。どの層がどこの火山かいずれの年代か、いつの頃地を裂く(断層)ような大地震があったか知りたいものです。自転車くま
カリフラワー
すみません、平成3年でした。
カリフラワー
こんにちは。
せっかくの自転車くまさんの説明がわたしにはほぼ理解出来なくて、本当に残念ですが、断層の写真は教科書用みたいな分かりやすさですね。5年前の地震以来、ぞっとすることが増えました。

コンゴ民主共和国の噴火のニュースで雲仙のことを思い出したところでした。平成2年5月のことでしたね。
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