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熊本から気ままに山と自転車のブログ

長洲町新塘

長洲町新塘・府本御成門
2021/1/24(日) 晴/曇

今日の最高気温15°出発時の気温11°大寒を過ぎたばかりなのに春のような陽気に、10時からポタリングに出る。
目的地は、長洲町指定史跡新塘と、荒尾市府本の市指定有形文化財御成門とする。

往路は先日と同じで、先ずは清源寺の加藤社(写真1参照)に向かう。
ここが「新塘」の南側の起点であろうと推測する。


国道501清源寺の交差点から南西方向に進行すると、緩やかな坂(写真2参照)があり「新塘」に上がる。


直ぐに宮崎川の樋門(写真3参照)を渡る。


続いて菜切川の樋門(写真4参照)を渡る。


更に浦川の樋門(写真5参照)を渡る。
長洲町のH.P.では「江戸時代の初期、寛文4年(1664年)に築かれたということになっていますが、その後、長い年月をかけて石垣の立派な堤防が造られました。全長1880m、幅3.6m~5.6mで、途中に2基の水門が備えられており、多額の費用と地元民の労力の提供によってできあがり、広い新地は塩田や田畑として利用されてきました。」となっているので、建設当時は浦川か宮崎川が樋門手前で交流していたものと推測する。


浦川樋門を渡った所に、長洲町指定文化財新塘の石碑(写真6参照)がある。


「新塘」(写真7参照)の右側が「金魚と鯉の郷」広場で、左側が造船所敷地になっている。当時は左側が海であったと思われる。


旧来の「新塘」はこの坂(写真8参照)を下った所で終っている。


説明板(写真9参照)では、「・・・全長1880m余り・・・」とあるので、ここまで全長の約半分。
この先は削平されたものと思われ広い道路敷になっており、その先は再度国道501と交わる。


造船所正面入り口の交差点近くに、「金魚と鯉の郷」広場入り口(写真10参照)となっている。


四王子神社北の国道389沿いの三差路角に加藤神社(写真11参照)が鎮座する。
ここが「新塘」の起点だったか、現場指示所跡か、何らかの新塘関連で神社が祀られたと推測した。


加藤神社鳥居に松原町とあるので海岸(写真12参照)に出てみた。
北の方に松原が見える。更に遠方に大牟田市だろうと思う白い建物が見える。


荒尾市府本の「御成門」を観て、14時半帰途に就く。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)47km→府本御成門36km→熊本(自宅)
所要時間7時間(実6時間) 総計83km 走行累計38,066km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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