2016/4/4(月) 曇
今日の天候は曇、降水確率10%、午後0時半出発。
熊鹿ロードを南方向へ走り、高橋稲荷社の前を通り、八城橋、平木橋経由で宇土市椿原町へ向かう。
椿原神社の前を通り谷筋の道を少し辿ると、小川に小さな歩行者用の橋(写真1参照)が掛けてられている。
その対岸に「仮又古墳登り口」(写真2参照)の標柱を見る。
急傾斜の山を20m程登った所に塚(写真3参照)がある。仮又2号墳のようだ。
早速塚頂に上ってみる。石室陥没の跡と思える窪み(写真4参照)がある。
塚西側が前方部か造り出し部か?掘削されていない。
標柱に100mとあるので更に奥に進むと電力送電鉄塔の上段に説明板と石が見える(写真5参照)。
こちらが石室入り口(写真6参照)か?
上側に廻り込むと天井石(写真7参照)か?ひときわ大きな石がある。
説明板(写真8参照)では、三重の列石とあるが判然としない。船の線刻の装飾があり、熊本県指定史跡とある。
仮又古墳の場所:(マップファン地図)
仮又古墳を後にして、来た道を50m程戻り北側稜線の東畑古墳に向け登る。
登り切った路の左手に社(写真9参照)がある。
桜の花びらの絨毯を踏んで境内へ。
社(写真10参照)に扁額はない。鳥居は見えないが灯篭は数基あるので仏式で建立された御堂が現代において神社形式になったのか?
東畑古墳はこの社の右手北側の林の中にある(写真11参照)。
一部石室の原型を留めている部分(写真12参照)もあるが・・・。
石室内部に大きな木が育っている(写真13参照)。
古墳北側に廻るとまだ封土が残り原形を留めている(写真14参照)。
周溝もしっかり残っている。
説明板(写真15参照)は、15m程の所に2号墳があるというが見当たらない。
東畑古墳の場所:(マップファン地図)
東畑古墳を後にして北へ路を辿ると、椿原古墳(2016.1.2)を訪れたときの「塚畑」に出た。
その時出会った古老のお話では、ここを北方向に下ると戯曲「夕鶴」にも似た話が伝わるという字名鶴見塚に出ると言う。熊本出身の木下順二は、この話をヒントにしたのか?
そんなことを思いながら農免道路を東方向へ下り、氷川町大王山古墳に向う。
熊本(自宅)27km→東畑古墳22km→大王山古墳37km→熊本(自宅)
所要時間6.5時間(実5.5時間) 総計86km 走行累計16,328km
自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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