
(写真は全て海野隆氏が撮影)
宮崎がお伝えしたかったのは以下の項目、他についてです。これらの詳細は続くスライドをご覧願います。
1)ご承知の通り今後30年以内に近畿地方にも大きな影響が想定される南海トラフ地震が7割の確率で起こるとされています。
2)まず自分自身や家族を守るために、日常又は災害時に何をすればよいかを知り、準備・行動する事(=自助)は、被害を少なくする(防災/減災)第一歩です。(日常の準備、等を中心にしっかり準備し、周りに迷惑をかけないようにしたいものです)
3)発災後、家族の安全を確認し、例えば自宅での避難が可能であれば、近隣の方の安否確認、救出、等にご協力願います。スムーズに行うために、地域での日頃の勉強会や訓練へ参加されては如何でしょうか?
4)自治会の防災担当として、2年前(平成26年6月~)から地域での活動を企画・実施しており、その概要についてお話ししました。
現在、地域での防災活動の仕組みづくりを徐々に進めています。これには、住民の方々の役割分担に関するご理解、ご協力が必要不可欠だと思います。
以下の防災アプリの項に関しては、元3年C組の福田徹がご説明しました。以前は台風などの災害が起これば、ラジオかテレビで情報を得ていましたが、停電になればテレビは見られないし、ラジオも自分がいる場所の情報をリアルタイムではなかなか教えてくれません。その点、防災アプリは便利です。知りたい地域の情報をリアルタイムで教えてくれます。今や、防災対策には必須のアイテムになりました。
防災アプリは100以上あります。様々な情報を提供していますが、中でも⑥のアプリはGPS機能を使った、便利なものです。例えば地震が起こった際、「今、自分がいる場所に津波が来るのか?」「危険ならどの程度危ないか?」「安全なところへ逃げる経路は?」といったことを、ビジュアルに表示します。
アプリには有料のものもありますが、無料でも「優れモノ」はいっぱいあります。そのいくつかをご紹介します。
我々の世代は、スマートフォン(スマホ)と昔ながらのガラケーを持つ人が入り混じっています。私も以前は「スマホは操作がややこしいのでは」「機器代金と通信費が高くつくのでは」と尻込みしていましたが、実際に使ってみるといずれも杞憂でした。
パソコンでインターネットを見ている人なら、誰でもスマホを操作できます。スマホにかかる費用は1万円近いと聞いていましたが、私の場合は機器本体は実質ゼロ円、月々の通信費も2千数百円、ガラケーと殆ど変わりません。
ドコモやAU、ソフトバンクなどのキャリアは顧客を取り合って激しいサービス合戦をしています。特にキャリアを乗り換える際は驚くほどのサービスがあります。また、同じキャリアでも、店間の競争が激しく、店独自のサービスも行っています。家族みんなで使ったり(家族割)、ネット回線も同じキャリアのものにすれば、さらに安くなります。最近は「格安スマホ」なるものも登場しました。こうしたサービスを利用しない手はありません。
スマホはどうも‥‥と敬遠している方も一度、検討されてはいかがでしょうか? 防災だけでなく、健康管理、ニュース閲覧、音楽鑑賞、小遣い管理など多種多様なアプリがあります。一度使えば、一刻も手放せなくなるかもしれません。