ふきの指定席

それなりの豚

図書館に行って来た
図書館を利用するのは実に 15~6年ぶりかもしれない
その間は 目の状態が悪化し 紙本が殆ど読めなかった
自然光と 電子機器でのあかりでなら"なんとか"字が読めた
新聞だって断腸の思いで購読を止めたのは何年前のことだろう
その頃は息子もまだ家にいたと思うが
父ちゃんも息子も インターネットにシフトしていて 
彼らの仕事もIT関連なので
別段新聞の購読を止める事に反対はなかった
後日白内障の術後 ペーパー上の字も なんとか読めるようになり
新聞の購読再開を試みたが 
父ちゃんも別に必要性は感じないと言うし
私もまだ字を拾う事に疲れを覚え それが今日まで続いている

家に積読ツンドクだけだった蔵書を ブックオフさんに持ち込んだことから
私の意識ががらりと変わった
待ち時間に何気に 
販売されている単行本を手にとり読み始めたら
苦も無く読めるではないか
自分にとっては画期的なことでした
面白くって その立ち読みが 1時間以上も続いた
待っている父ちゃんも お店の人も憮然としていた
仕方が無い その本を買おうとしたら 
記憶が曖昧だが 1200円だったかした
2000円以上だったかもしれない
とにかく高くて買えませんでした

引っ越して来たさきは 徒歩圏内に図書館が3件ある
もっと頑張って歩けば 大型図書館もある
本を買えないとなれば 身近に図書館があることはとても有難い
それらはみな 利用者にとっての利便性を保ち
以前に比べると 驚くほど使い勝手が進化していた
なにせ 
電子本は読んでいたが 読書をしなかった時間が 超絶長い
図書館にある本 全て読みたし
家に帰るのも もどかしく 「私の庭公園」により 
借りてきた本をベンチに座り読み始めた
しばらくして
カシャとの音に目を向けると
ご年配の男性がスマホで 私を撮っていらした…
知らんふりをして去っていかれたが
逆光だったし こんな私でも それなりの被写体になったのだろうか
でも 私を撮ったいたわけでもないかもしれないね
なにしろ私は自意識過剰の「それなりの豚」である
撮られてもかまわないが どうかゆめゆめ拡散はしないでほしい
美しく撮れていれば もうどんとこいだけれど
天地がひっくり返っても そんな事は無理だもの
自虐的に自分の写真を当ブログに載せることはあるけれど
自分の醜さも 自分の所業だから許せるご愛敬
私の場合
心惹かれる人にしか
カメラ(スマホ)を向けることはしないから
顔がわからなければ 
このブログに載せてしまう事がある
だって素敵な存在だから
私も身勝手な人間であるな
存在が美しくって 紹介せずにはいられないからだけれど

友達なんか 家族もでした 
自分達の事をブログに書いても怒るし 写真を載せても怒る
父ちゃんは私の茶々を諦めています
みんなの事を書いても 写真を載せても すべて秘密です…
だから いつも 心の中で
照れ負かしテレマカシ マレー語で「ありがとう」の意

で 公園で
しばらく本を読み続けたのでした



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