ふきの指定席

艱難辛苦(カンナンシンク)

“艱難辛苦”昨日からこの言葉を前に 一歩も進めないでいる
はからずも 30代の頃の 苦渋に満ちた母の顔を思い出したからだ
母は大正13年に生まれ 84歳でその生涯を閉じた
若い頃の私は 艱難辛苦と共に生きた母の生涯を書いてみようと 
机の前に鎮座し 幾度となく母の人生を 振り返った
母の生涯を振り返ると 
母とかかわりのある人 関わってきた 全てのことが見えてきて
これは私の手に負えない だめだとすぐ降参してしまった
心の中の母に留まっている
それでいいのだと
人の人生は星の数と同じだ
すぐ降参してしまったのは
母以上の 艱難辛苦な人生に 
いとも簡単に 突き当ってしまったからだ
星の数ほど・・・・・に
そんな人間が
すごすぎて 愛おしい
 
☆でいうなら 私は屑
おこがましくて 書けるわけがない

おっ
やっと気持ちが明るくなったワイ

時々は 振り返りつつ 我を知る テカナ ヨイショ!


⇔バン消しを されて喜ふ うばの花 

-0.8 モット ヤセンカイ!

 

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コメント一覧

ふき
ぞくぞくぞく・・
http://blog.goo.ne.jp/asanotokino
わぁ~ありがとうございます
まさしく“魂の自由” を言っています
そこをわかって下さったことに 鳥肌がたってしまいました
兄嫁に・・は 後にも先にも一度だけ 時実先生から特選の評価をして頂いた句です そして
評価の冒頭が いつまでも強いと想いたい母・・の言葉から始まりました
ぼーぁっとしていた 私の魂が 今ひっくり返っています・・
輸那括絲子
http://blog.goo.ne.jp/hitomikouhei
>時々は 振り返りつつ 我を知る

きっと感受性が強いのです。物書きの感受性は世界の皺の奥底まで触れるスグレ物。(^。^)

>兄嫁に媚びうる母の老い悲し

永遠に強いと想いたい母、そういえば今日のブログに女性は懐が深いと、、、たしかにそれは言えそうです。それでこそ私も安心して寛げます。あは

>川柳とは“自由”ナリ

私の俳句は自由を重んじます。形は自由律でなく魂の自由さ。それはふきさんも同じでしょう。見せかけの自由なんて牢獄の魂のようで堪りません。

日本語は勝手気ままの自由でなく、ルールに則って喋るほうが遥かに多くのことを他人に自由に伝えられると思っています。これは私の経験則ですが‥。

もっともっと羽ばたいて泥川柳を広めてください。)^o^(
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