感謝

僕たちが芝居のことだけを考えて舞台にたてるということはものすごく幸せなことで贅沢なことで、それというのも見えないところで一生懸命動いてくれているスタッフさん達のおかげにほかならないのです。昨日はあまり呑む機会のすくなかったそうした制作さんや演出助手さんと少しの間でもご一緒できてよかった。松本さん、持田さん、白井さんです。
この他たくさんの方が一生懸命サポートしてくれています。日頃から心より感謝しております。

と、書いている間に、やばっ着到時間に間に合わない。急がねば。今日は昼公演です。


そして、終演後、「高き彼物」で五年間家族のように接してくださった森塚敏さんのお通夜です。
考えただけで自分が壊れそうなので、芝居中は考えないようにしなければと思っているのですが、昨日は青年座の大家さんとともに、客席にはかならず座長が見に来てくれていると思い、一生懸命楽しい芝居をすることが敏さんへの礼儀だと思い芝居をしていました。どこかで、いつもの敏さんの口ぐせ「一生懸命やるな、いいかげんに、いいかげんにやりゃあいいんだよ」と聞こえてきそうでした。

ああいう人になりたい。

酒をうまそうに楽しそうに呑んでいる笑顔しか思いうかばない。