産直あさの通信

こんなご時世でも巣立ち



わかりますでしょうかねえ?

キジバトの赤ちゃん。

実は、1ヶ月まえくらいかな?そのくらいに、やけに頻繁にハトが庭に飛来してくるなあ、と思っていたのですが(さては家のブドウを狙ってるのか、お主!と疑ってもいた)、

気づいてみれば、いえいえ、何やら小枝を運んできては去っていく。

もしやと思いよーくみてみると、植木の茂みの中に、おうちができているではないか。

と、次の日また見てみると、

一羽のハトが鎮座している。はやっ。(キジバトだそうです(街でよく見る首がギラギラしたドバトとは違う))。

もしや………

そう、もうすでにたまごをあたためているのですよねえ。

どちらがお父さんかお母さんかわかりませんが、本人たちはこそこそ入っていこうとしてますが実はバタバタとやってきて、あたため交代していくのですよ。

けっこうな雨や風の日も、よく見るとどちらかひっそりと必死にあっためている。いないふりして。いないふりしてる割にはホロッホーと鳴いちゃったりして。

こちらは見て見ないふりしながら、がんばれがんばれやっておりました。

そしてしばらく日が経ち、ふとみると親の姿がない………

あれ⁉️もしかしたら、他の動物に荒らされたり、最悪食べられてしまったのかな💦、となんだかざわつきながらそっと中覗いてみたら、

もうしっかりした雛が二羽、こうしてじーっとしてた~‼️✨

感動……

その後遠くから見守ってると、お父さんお母さんが代わるがわるエサ持ってきては面倒みて、仕事に出かけていく。お父さんお母さんが帰ってくると、さっきまでいないふりしてた、こどもたちもキャッキャと動く動く。


留守中は、近くにいる家の犬キリが見守っていました(*^^*)だから猫さんなどもこない。


毎日楽しみに遠くから見ていたのですが、

ある朝見ると空っぽに。


巣立っていったのでした………✨


そっかあ。
なんだかもぬけのからになったただの植木みて、空虚感が漂いましたが、

本当によかったねえと、あたたかい気持ちに。

そのままキリの散歩に出かけようとすると、
家の前の道の水溜まりで大人のハトが二羽水を飲んでいた。

あ、ハトだ、ぐらいしか思わず近くを通り過ぎようとしましたが、
ふつうならバタバタ飛び立つハトたちが全然飛び立たないで、へーきにいる。

いつもなら鳥とかみたら追いかけるキリも知らんぷりして行こうとする………。


ハ❗❗❗

お父さんお母さんだったのかもなあ………と。


『この度は、おかげさまでうちのこどもたちも大きくなりまして、巣立ちしました。お世話になりました。』

と報告してくれたのではないか、と、勝手に感動したのでした。
そう、本当に勝手に思ってるだけなのかもしれませんが。



コメント一覧

Tell_miy☆
ご無沙汰しております。
朝から心あたたまるエピソードにホロリときました。
人間も鳥も親の愛情に変わりはありませんね。

浅野さんのお子さまたちはこの親子の様子を間近で見られて、貴重な体験ができましたね^_^
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