フレンチ大好き。
よく行くお店は何軒かあって、そこをぐるぐるしている感じですが、昨日行ったのはここ。
もうシェフもなじみなので、最近メニューを見せてもらったことはありません。予約を入れた時点でシェフが私たちに合いそうな料理を用意してくれてあり、最初に説明してくれます。それに同意したらコースの始まり。
つまり、優れたお医者さんの診察みたいですね。
昨日は５皿構成でした。いつもより皿数が多くて、その分ポーションが少ない。
１皿目 カキ なんだか珍しいかんきつ類つき
２皿目 うにのジュレ。ビーツのゼリーが珍しい。
３皿目 フォアグラに工夫をこらした珍しい料理。杏のコンポートが添えてあります。これがまた絶品。
４皿目 魚。白身をロールにしてあります。ソースは肝系？
５皿目 メインはリードボーを選びました。今度行くときはジビエかな？
シェフは夏に大旅行してきたそう。方々で食材を探り、カトラリーはドイツで仕入れてきたそうです。ドイツは料理はまずいのに、カトラリーは使いやすいんだよな～。
お酒はシャンパン、グラスの白ワイン、赤ワインボトル。そのほか日本にまだ１２０本しか入っていないフォアグラと合うワインをグラスで試飲させてくださいました。
とにかくフレンチは発想が豊か。
下村シェフはお見かけしたところなかなか濃いキャラなんですけど、生み出す料理は本当に繊細です。
ものづくりの達人にはわりとこういうタイプいるかもしれません。
美味を享受できるだけではなく、発想のインスピレーションがたくさんもらえるので、やっぱりフレンチは時々行こうと思います。