ねこねこねこ

わが家にいる3匹の猫たちを、自筆の絵で紹介します。

草履と猫

2011-09-01 | 猫の絵
無聊をかこつミルちゃんは、ネズミの解体にもあきて、今のお相手はもっぱら布ぞうり。
スリッパ立てにそろえてあるぞうりが、いつの間にか必ずリビングに脱ぎ捨てられている。
いや、猫が草履を履くわけないから、脱ぎ捨てというのもおかしいな。
でもこれはミルの仕業であることは間違いない。
いつか、うなりながら引きずっていくのを見ちゃったんだもん・・
抱きついてキックしたり、噛み付いたり、反撃してこないのが面白くないけど、退屈よりまし。こんな感じかな?
ぞうりはネズミのぬいぐるみよりは頑丈に出来ているから、まだ形は保っているけど・・

再び休業宣言です。事情で、パソコンもない、テレビもない、山の奥にしばらく遁世することになったので、ネコたちともしばしの別れ。しばしがどれくらいになるか分らないので、このブログも当分休みになります。
今まで見に来てくださった方々には、心から御礼申し上げます。
また再開か、違う形でブログを始めたら、その時はよろしくお願いいたします。

シウのおめめ

2011-08-13 | 猫の絵
3ネコズのパパとママは、夏休み旅行中。
そこでばばの私は留守番に駆り出された。
え?そう、ネコのかあさんだったのに、いつの間にかばばになってしまった。
まあ、どうでもいいけど・・
留守番の主な仕事は、シウちゃんの点眼だ。
3種類の目薬を、日に7回も点眼しなければならないのです。
シウの右目は、もう何も見えていないはず、とのこと。
目薬を差すことに慣れたのか、目に目薬を近づけてもそれが見えないせいか、まことにおとなしく点眼させてくれる。
それがなんとも不憫で、胸に抱いて点眼する間ずっとシウに話しかける。
「エンジェル・シウちゃん、おめめ痛くないよね。」
「おりこう、シウちゃん、もう一本ね。こんなにいい子だから、おめめ治るよね。」
シウはだまって、なすがままにされている。
薬のせいか、瞳孔の大きさが左とまるで違っている。
それにしても、猫の緑内障だなんて・・
人間でも緑内障は治ることはないそうだ。
シウの宝石のような眼が失われてしまうのだろうか・・

記事のタイトルを入力してください(必須)

2011-07-28 | 猫の絵
このところ、老パソコンの調子が悪くて、ブログ更新の途中でフリーズしてしまって投げ出したことが、何回かあった。そろそろ買い替え時なのかなあ。
それに心配事がひとつ。
シウちゃんのおめめだ。
もともとまん丸な大きな眼の持ち主だけど、このところ右目だけがやけに大きい。
前にもそんなことがあって、点眼でよくなったかと思っていたけど、またそれが目立って、ふたたび病院へ連れて行ったら、緑内障と診断されたという。
眼圧が異常に高くて、このままでは失明しかねないとのこと。
目にかなりの痛みがあるはずだと聞いて、痛みを訴えることをしない猫が不憫でしようがない。
今日もつぶらな瞳でじっと人の眼を見る。
片目が大きく膨らんで、瞳の形も少し変形しているような・・
捕まえて、大きなおめめに目薬をぽっちょン、早くよくなってね。

地域猫?クロちゃん

2011-07-07 | 猫の絵
クロちゃんをよく知っているらしいおじさんの説明によると、こういうことらしい。
クロちゃんは、駅前の路地奥にあった家で生まれかわいがられて育った。しかし、その家が引っ越すことになって、そこにはクロちゃんを連れて行けないので、かなり離れた知り合いの家に貰われていった。
その家は取り壊されたしまったけど、ある日クロちゃんは飄然と舞い戻ってきて、その空き地を離れようとしない。
不憫に思った近所の人たちが、クロちゃんに不妊手術を施し、地域猫としてみんなで面倒をみることになった。・・・どうもこんなことらしい。
クロちゃんは持ち前の人なつこさで誰にでもかわいがられ、食事も決まった立ち寄り先があるのだとのこと。
駅前の本屋さんや。不動産屋さんなど、店の中にまで入ってくるという。こんな状態がもう4,5年つづいているそうだ。
話を聞いて、納得はしたものの、何となく一抹の心配は消えない。
世の中は猫好きの人ばかりではないし、中にはとんでもない奴もいる。
クロちゃんは、もしそんな災難に遭遇した時、身を守れるのだろうか?
何日か見かけない日が続くと、気をもんでしまう。
どうかクロちゃんが守られますように。

クロちゃん

2011-06-23 | 猫の絵
私の乗り降りする駅の近くに、時々姿を見せる一匹の姿のいい黒ネコがいる。
声をかけるとすぐにやってきて、すり寄ったり、撫でてもらうのを喜んだり、あげくはトコトコ付いてきたりして、やたら人なつこい。
私が知っているのは2年位前からだけど、それから注意していると、この辺りに住み着いていて、猫好き人間たちの人気者らしい。
やせてもいないし、色艶もいいし、この愛嬌のよさは野良ちゃんではないんだろうな、と思っていた。それにしても飼主は心配じゃないのかなあ、外でもてる楽しみを知ってしまって、飼主不在の時にでもこっそり出てきてしまうのかなあ、くらいに考えていた。
ある夕方、駅から出てきて、いつものように目で探すと、いた、いた。
かがんで構いだすと、いきなり膝に飛び乗ってきた。縁せきに腰掛けて抱いていると、丁度前の店からおじさんが出てきて、「この子はクロちゃんという名前だよ。」と教えてくれた。
クロちゃんの素性は、このおじさんによって解明されたが、その顛末はこの次に。
今日の絵は色鉛筆で描いてみました。

ネコ欠乏症

2011-06-16 | 猫の絵
またまた長い間ブログの更新をさぼってしまいました。
ネコが身近にいないと、ネコ欠乏症にかかってしまい、やたら猫の姿を追ってしまいます。
時々庭に忍び込んできて、哀れなヒヨドリを捕らえたり、土堀りをしてくれたりするご近所の猫ちゃんたちを手なずけようとしても冷たく無視されて、仕方なく、電車に乗ってわが旧友たちに会いに来るのです。
走りよって飛びついてくれるわけではないけれど、この子たちが側にいるとやっぱり安らぎます。
ひとしきりブラッシングをしたり、訴えを聞いてやったりしていると、もう帰る時間。
なかなか絵をかく時間がありません。
あら、今月末はこの子たちの誕生日だった!
ひゃー、もう5才になるんだ・・

ミルの昼下がり

2011-05-01 | 猫の絵
今日もミル嬢は、窓際のベッドの上でのんびりとくつろいでいらっしゃる。
ちょっとインタビューしてみました。
「もしもし、ミルさん、あなたには何か悩み事はありますか?」
・・ニャオーン、ニャオ
「毎日楽しく暮らしておいでですか?」
・・ニャオ、ニャオ
「何がして欲しいですか?」
・・ニャオーン、うるさいなあ、少し放っておいてよ。

律儀に返事をしてくれると思ったら、こんなことでした。


ネズミのおもちゃ

2011-04-21 | 猫の絵
おかあちゃんが、ネズミの形をしたおもちゃを作ってくれた。
毛糸で出来ていて丸くてふわふわして長いしっぽが付いているから、ちょっといたぶってやったらたちまちボロボロになってしまったの。
それを見たおかあちゃんは、しようがないわね!と言って、更に頑丈に修理してくれた。
だけど分ってないのね。わたしたちは本物のネズミを見たことないから、いくら似せてあってもネズミだと思っているわけじゃないの。
だって自分で動くんじゃないもの。
だから、投げてくれたり、ひもでブルブル動かしてくれれば、それなりに遊んであげるけど、ただ「遊びなさい」とくれるだけじゃ、つまんなーい。
ねえ、遊んで!

猫の手、貸してあげたいんだけど

2011-04-03 | 猫の絵
「何だか偉そうにしているね。」と母さんは言うけれど、わたしは別に評論家をしているわけじゃないの。
福島原発の20キロ圏内のゴーストタウンに取り残されているかもしれないワンコやニャンコたちのことを心配しているの。
わたしにも何かできることないかなあ。
え?義援金?・・うーん、お金はないしなあ。
猫の手でも欲しい所がどこだかわからないしなあ。・・

被災地の犬・猫たちは今?

2011-03-20 | 
一見微笑ましいネコだんごの図だけど、片方は耳を立て、片方は薄目を開けてあたりをうかがっている。
そう、とんでもない大災害に襲われて、日本中がパニックに陥っているのに、ネコだってピリピリしています。地震も毎日続いているし。
被災地の惨憺たる有様は報道されるけど、幾万という動物たちはどうなったのだろう。
原発事故で避難を強いられている家族の犬や猫たちはどうしているのだろう。
それを考えるといたたまれない気持ちになります。
私たちが、今その立場に置かれたら、どうしたらいいのでしょう。

素敵な部屋に素敵なネコ

2011-02-24 | 猫の絵
大きなソファに、ちょっと気取った感じでお座りのヒヨ、シウさま。
以前のゴタゴタ部屋が、若夫婦になってからすっきり片付いて、家具も洗練されたものになりました。でも、この部屋の主は、前と変わらぬネコ3匹、人間たちの位置が少し変わっただけです。
ヒヨもミルもシウも、やっぱり好きな場所は、ひとの膝の上。
パソコンの前の私の膝の上は、しばしば入れ替わるけど、いつも誰かが乗っているのです。

椅子の上のヒヨ

2011-02-03 | 猫の絵
座布団の上の猫はお決まりの図ではあるけど、何となく様になる。
ヒヨちゃん、そこはおばあちゃんの椅子なんだけど。
今はネコたちと別居を余儀なくされているから、やたらネコ恋しい。
おばあちゃんの家へやってきた時のネコたちを、いまだにこうして描いています。
週に二日はちゃんと会いに行って、抱きしめてはいるのだけど・・

今年も猫のごとく

2011-01-23 | 猫の絵
あれよあれよと言う間に日日は飛び去っていく。
気がついてみれば、年が変わっていました。
今年もよろしく!・・なんて間が抜けてますね。

猫はいいなあ、月日だの、年だの、考える必要ないんだもの。
この自然体を見習いたいけど、人には約束事が多すぎて、「今年も猫のごとく勝手気ままに」ってわけには行かないか・・

ひょいとテーブルに飛び乗ったシウ。
何を狙ってる?
今年もなるべく、いっしょに、たくさん遊ぼうね。

押入れ猫

2010-12-30 | 猫の絵
猫は大体押入れが大好きみたいです。
3ニャンズがおばあちゃんの家に預けられた時、彼らがまず入り込んだのは押入れ。
特にシウは、お布団がぎっしり詰まった押入れにも、どうやって入り込むのか、ちゃんと入ってしまいます。
あの空間はさぞ居心地いいんだろうな。
今の新しいお家やマンションは、押入れのない所も多い。
シウちゃんの今の住まいは押入れがないから、おばあちゃんの所にいた間は、開けておいてもらった押入れに出たり入ったり、楽しかったな。
さて、今年ももう終りです。
みなさん、どうぞよいお年を!

淋しい?ミルちゃん

2010-12-17 | 猫の絵
あっという間に、今年も残り少なくなってしまいました。
ネコたちの上にも少しばかり変化があって、今はお兄ちゃんと、お嫁さんであるお姉ちゃんと一緒に暮らしています。
でも二人とも仕事が忙しいので、朝慌しく出て行って、夜遅くならないと帰ってきません。
おかあちゃんは、ときどきやってきて、ちょっとだけ遊んでくれるだけになりました。
だからミルはちょっと淋しいの・・
と言っているみたいですが、今はミルはお姉ちゃんべったり。
淋しいのは、ほんとうはおかあちゃんです。?