雪と12滝
今朝は雪が舞っています。
あさひホームの広告チラシです。【弊社スタッフが作成】
住み心地の良い住まいを造る
創り手【相談相手】を間違えない【選び損なわない】事。
住まい造りは人生において一度有るかの大事業ですね。
慎重には慎重、しっかり勉強して創り手を選んで下さい。
さて、そう言う私と言えば・・・・・・私は30数年前に建築しました。
紀州南国の田辺から能美市に転居を機会に新築したのです。
義兄の紹介で地元の大工さんに予算を明示して全てを任せました。
だれでもお願いする時は相手を信用しますね、私も同じです。
地鎮祭には出ましたが、遠距離でも有り、その後は完成して初めて我が家を見た
次第で、今では考えられませんね。
当時はオイルショック以降ですから新築住宅は壁の中に断熱材を詰め込み始めた
頃でした。
【もっともこれがいい加減な施工だったので、日本の住宅は築年数が僅かでも住宅が
腐る大きな要因になったのです】
ところで我が家には断熱材は一切使われていませんでした。
北陸の寒さから、当然我が家も断熱工事が行われているものと思い込んでいましたが
・・・・・・・この事は数年後に知りました。
しかし、この手抜きが半面住宅には良かったとも言えます。
この時代に作られた住宅は杜撰な断熱施工で大きな被害を受けたのです。
話は元に、
建て物が完成したのは12月下旬、そして引っ越したのは年末でした。
紀州の温暖な地域から寒冷地の北陸ですから寒いのは当然と思っていましたが、
これが想像以上に・・・・・・・初めて年を越す私にとっては北陸の寒さに驚きました。
それにしても室内でありながら異様に寒かったと記憶しています。
それは先にも言いましたが、断熱材がなかったのです。
さらに外壁も材料費をケチったのでしょう、後のリフォーム時に知ったのですが、
板金の重ねしろが少なかったので北風が吹けば室内に隙間風です。
建具がコトコト・・・と音を立てました。【・・・笑い】
だから余計に寒かったのでしょう。
そして壁の中は見事なオッパっパで断熱材が入ってないのですから寒いのは当然ですね。
外観は和風でそこそこ立派に見えるがで住み心地の悪さといえば、ワーストは。
それでも当時は住宅とはこんなものだろうなんて勝手に思い、建築した大工さんには
一言も文句を言っていません。
信用し過ぎた事と、私自身建築について無頓着が一番悪かったと思っています。
前置きが長く成りましたが、私の住まい造りの失敗談です。
次回に続きます。