下手な横好き

建築現場で賢くなりませんか・・・・・・・・NO6

 それでは住まいの工法の違いですね。
この団地では、今の所7社が建築中で全て木造です。
7社のうち3社が合板を用いた工法です。
それは耐力壁に筋交工法、面材【合板】工法、プレハブ【合板】等と3タイプの工法で建築中です。

 すべて建築基準法をクリアー【基準法は耐震等級で言えば1】しているのですから
耐震等級は1以上と成りますね。

弊社以外は地震力には耐震強度で対抗する考えです。
【参考に有る実験では阪神淡路大震災の地震力を耐震等Ⅰ【基準法ギリギリ】では倒壊】

 耐震強度は三段階に別けらています。
これは皆様も既にご存知の事と思います。
ところで一般住宅は現行の法的な規制は耐震性能だけで制震や免震の規定は有りません。
それも耐震性能は一度きりの話しで、「揺れ戻しや数回被災」する事を対象にしていません。
だから
 安全性を高めるには耐震等級を2とか3にアップさせるなり、もしくは制震・免震構造を追加するのはあくまでも建築主様の意志次第です。
法的な考え方は先ずは耐震がベースで制震・免震構造はあくまでも耐震基準をクリアーした上での事です。

今回のお住いには耐震に制震構造を加えました。
これは弊社からもお勧め致しましたが最終的にはお施主様のご意志です。
【より安全を重視されたのですね】

 あさひホームでは初めてですし、石川県でも初めての工法でしょう。
【既存住宅のリフォームにも利用出来ます】
この様に、
構造躯体で基礎や土台・柱等の構造躯体の施工法や部材の違いは有りますが、

弊社と他社とでは地震に対して考え方に大きな違いが出来ました。

耐震基準は先にも言いましたが、一度きりの考え方です。耐震性を高めるほど良い住いかと言えばこれは疑問が付きます。
設計的に色々な制約があり、また費用も嵩みます。
だからあさひホームは耐震等級をあえて最高等級3にこだわるのではなくて、限りなく2近づけた耐震性能でコストパフォーマンスの優れた耐震構造を加えたのです。

 長期的に住まい続ける、そしてエコを考えて屋根に太陽光発電システムの設置と
成れば地震力を吸収させ、建物の損傷を少なくする制震・免震構造を加える事が
家族の安全と重ね合わせても大切では有りませんか。
・・・・・・・・・・・・・次回は断熱についてです。


写真を趣味に高齢者の戯言

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