投資家の目線

投資家の目線385(企業年金)

 ある企業の企業年金の報告書を見る機会があった。「年金給付等積立金の積立概況」、「財政の検証状況」、「年金給付等積立金の運用損益」、「資産別残高と構成割合」などが記載されている。

 特に「財政の検証状況」については、
 継続基準 :(純資産額+許容繰越不足金)/責任準備金 (基準値:1.00以上)
 非継続基準:純資産額/最低積立基準額         (基準値:0.90以上)

で、確定給付型の場合は基準を満たしていないとき葛烽フ見直しが行われ、当該企業では葛烽ヘ全額会社負担とされていた。

 しかし、母体企業が債務超過など経営不振の状態にある場合はどうなるのだろう?年金給付額が減らされるのではないだろうか?厚生年金基金が解散しやすく法改正されることもあり、年金報告書はきちんと見ておいたほうがよいだろう。

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・『中国政府、アーミテージ氏による日中紛争調停を「拒絶」=中国報道』2012/10/23サーチナ、アーミテージ氏らは正式な米国政府の肩書きをもって中国を訪問したのでしょう?政府の肩書きがなければ、『アーミテージ、ナイ両氏は22~23日の訪中時、日本政府による沖縄県・尖閣諸島の国有化に反発する中国政府に対し「尖閣諸島への侵略や威嚇があれば、米国は中立ではなく、対抗する」と中国側に伝え』(2012/10/27日本経済新聞朝刊)ても、中国側にまともに相手にされなくても仕方がないですね。

・空母「ジョージ・ワシントン」の艦長が、「米軍は係争中の地域に対して非常に神経を使っており、係争中の地域に入るのはできるだけ避けている」と述べたと報道されている(2012/10/28 サーチナ「米軍空母がフィリピン訪問、南シナ海問題に慎重な態度」)。日本では、米空母の航行が中国に対する牽制であるように報道されがちだけど、違うようですね。
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