投資家の目線

投資家の目線509(コミュニティ・ストア)

 今年になっても、四国のスリーエフがローソンに鞍替えしたり、ファミリーマートのユニーグループやココストアグループと経営統合交渉が報じられたりと、コンビニエンスストア業界の再編が継続している。


 十数年前、よく利用していたコンビニは国分グループのコミュニティ・ストアだった。2015年3月24日現在で同社のHPで数えてみたら77店舗(埼玉4、千葉3、東京38、神奈川13、福井1、静岡1、愛知2、三重1、岐阜1、滋賀2、京都1、大阪8、兵庫2)しかなかった(ただし、企業内売店のような一般顧客が入れないような店舗があるかもしれない)。親会社は卸とはいえ、関東から関西までという広域でこの店舗数では維持が難しいのではないだろうか。コミュニティ・ストアの運営会社国分グローサーズチェーンも親会社の国分も非上場企業で、現段階ではそれほど個人の投資に関係しない。しかし、国分は最近盛んに事業再編を行っているので、コミュニティ・ストアの動向も気になるところである。

追記:コミュニティストアは全体で 602店(平成26年12月末現在) だった。

-----------------------------------------------

・先週の円安を要因とする値上げ発表等記事
高級家具、相次ぎ値上げ、カッシーナは4~5%、円安などで。2015/3/27 日経MJ(流通新聞)
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「ショッピング」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事