投資家の目線

投資家の目線397(ダイヤモンド安保)

 16日の東京新聞が報道しているように、安倍首相のダイヤモンド安保(セキュリティー ダイヤモンド)構想が一部で話題になっている。これは日本、インド、豪州、米国ハワイ州を結ぶ安全保障構想で中国包囲網と考えられているようだ。そして、それらの関係諸国は民主主義国であり、民主主義の価値観を重視しているのは、レーガン政権のスタッフだったヘンリー・ナウ氏の提唱する「アイデンティティ=パワー・アプローチ」(参考文献:ヘンリー・R・ナウ「アメリカの対外関与」)につながっているのかもしれない。


 しかし、「従軍慰安婦問題」や尖閣諸島の領有権問題(NYTのコラムニストのニコラス・クリストフ氏や歴史家のニーアル・ファーガソン氏など結構多くの欧米人は尖閣諸島を日清戦争の戦利品と考えているようだ)などでは、米国なども必ずしも日本と価値観を同じくするわけではない。それらについて日本は折り合いをつけて行かなければ、逆に日本が孤立しそうに思うが・・・。
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