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シンガーソングライターです。オセロが趣味でユーチューブで選手宣誓の場面を見れます。川端三段と打ち込んでください。

男たちの全力疾走2023クリスマスバージョン「リレー日本代表、栄光への再出発!」

2023-12-23 20:00:00 | 男たちの全力疾走(2020年以降)

「リレー日本代表、栄光への再出発!」   

 

2023ブダペスト世界陸上は

男子400メートルリレーを迎えていた

 

日本は9レーンそして一走は坂井!

坂井は8レーンのアメリカ代表コールマンと同じ一走だったが

坂井は全然たじろがない

「自分は自分の走りをするだけだ」と坂井

 

「見てな、オレの走りを!」と坂井

「とにかく柳田にすべてを託す。自分は後ろにつなぐだけだ」と坂井

 

そしていよいよレーススタート!

ピストルの音を合図に決勝進出8か国の一走が一斉にスタートした

各国一走が弾けるように飛び出し、各レーンを走っていく

 

8レーンのアメリカ一走コールマンが

激しく9レーンの日本の一走坂井を追っていく

 

そしてバトンは二走柳田へ

アジア王者、柳田

距離の長い責任ある二走を任され燃えていた

 

二走柳田は東京五輪百の金メダリスト、

イタリア代表ジェイコブスとの対決

 

懸命に走る柳田

そしてバトンは柳田から三走小池へ

 

日本の三走小池が柳田からバトンを受け、順調に飛ばしていく

しかしややレーン内側を走りすぎた小池

アメリカ代表三走カーンズと二度ほど接触したらしい

 

小池の走るラインが悪かった

小池はもっとレーン中央寄りを走るべきだったのだ

 

そしてバトンは小池からサニブラウンへ

 

サニブラウンが前を向いて走りながらバトンをもらおうとするが

うまくいかない

サニブラウン、空中でバトンを探し拾うイメージ

それでもバトンがつかめない

 

しかしサニブラウンはバトンがつかめないと思うや否や、

すかさず目視に切り替え後ろを見やり、小池からしっかりと左手で

バトンを受け取った

 

サニブラウンの緊急避難的措置の発動だった

これで日本はバトンがつながらないという最悪の事態は免れた

これもあらゆる状況への対応を可能にしたリレー4人衆の

鉄の団結の成果だった

 

そしてサニブラウンは再び前を向いて走り出す

サニブラウン再始動!

サニブラウンが前方を向き再び走り出し、

前を行く4か国を追って一路ゴールをめざしていく

 

サニブラウンはゴール直前で左方を見やり、

ライバル国との差を確かめた

 

そして日本ゴール!

 

優勝はアメリカ、

2位がイタリア、3位がジャマイカ、4位がイギリス、

 日本惜敗、日本は無念の5位だった

 

「今回は5位か」

サニブラウンは悔しさで顔から火が出るようだった

「自分たちの実力を発揮すればもっとやれたのに!」とサニブラウン

 

サニブラウンが振り返った分だけ日本はゴールタイムが遅くなり

着順も下げた

 

日本5位入賞!

 

しかし中継したTBSテレビでは総合司会の石井アナと江藤愛アナ、

そして解説の高橋尚子氏が日本代表4選手の走りを激賞した

 

金をねらったサニブラウンのギャンブル的な前出(まえで)が

今回も不発となった日本!

でもレース後のサニブラウンの前向きな発言に勇気づけられた

 

今回も金ねらいの高望みがアダとなった日本!

しかしサニブラウンの夢から実利(完走)への瞬時の切り替えが

日本を救ったのだ

それは日本の成長の証しだった

 

「完走しないと記録すら残らない!」とサニブラウン

 

今回の日本はメンツ、プライドをかなぐり捨てて、

後ろを振り返ったサニブラウンが一番偉かった

 

「夢が無理なら実利を取れ!」

その瞬間的な判断

それをした選手がサニブラウンだったのだ

 

メダルは逃(のが)したが次につながる走りをした日本

 

決して下を向かない日本代表4選手のレース後の清々しい

コメントと立ち居振る舞いが立派だった

 

日本は今回は5着に終わったが次戦は必ず勝つ!メダルを取る!

それが日本代表リレーチーム!

 

がんばれ日本代表! 応援しています!

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