「コロナ禍とは何か」（影田との電話だべり）

「川端さん、何かブログに記事書いてくださいよ。今オセロ大会が
中断していて、オセロ話題が少ないです。」と影田
「わかっているよ、オレも何か書きたいと思っていたから。」と川端
「それはありがたい。ではさっそく聞きたいです。」と影田

「結局、今のコロナ禍って一体何なんですか。」と影田
「人間が森林をどんどん伐採した結果、それまで森の奥にいた動物が
人間界に出てきて、そこで動物と人間の接点が多くできてしまった。
それが原因と考えられている。」
「人間が彼らの住処（すみか）を奪ったんだ。」と川端

「新型コロナウイルスの毒性についていえば、コロナウイルスの宿主（しゅくしゅ）
がコウモリだとしてコウモリとコロナウイルスの持つ毒性との間で
力の均衡が保たれていたんだね。
コロナウイルスの毒性は人間にとって強毒ということであってコウモリに
とっては特に何でもない。そういう関係だと思う。」と川端

「でも今回コロナウイルスがどんどん攻めてきているんだから
人間は堂々と戦えばいいではないか。」
「コロナ禍については、人間は恐れず戦え、だよ。」と川端

「今誰でもできることは夜、早く寝ること。これが一番だね。
それで全然違うと思う。体力をつけてウイルスをはね返すんだ。
というか取りつくのを防ぐ。」
「過去に風邪を引いたとき、どうでしたか。けっこう寝不足とか
してませんでしたか。自分はそういうときに風邪を引くことが
多かったからな。」と川端

「あとは嵐（今のコロナ禍）が過ぎ去るのをじっと待つこと。
それしかないと思う。」と川端
「なるほど。それが今の川端さんの考えですか。わかりました。」
と影田がうなずいた。