魔法使いと青い鳥

どんなイラストを描こうかな・・・。

古事記 ヤマタノオロチ メモ書き

2018年11月17日 | メモ書き
高天原から追放されたスサノヲは、ひとまず地上に向かいました。
その道中で、食べ物の神様に出会い大量のご馳走がふるまわれたが
その神様はその神様は口や鼻、尻から食べ物を出し、それを調理して
スサノヲに食べさせていました。それを見ていたスサノヲは「汚い」と言って怒り
オオゲツヒメを殺してしまう。すると、オオゲツヒメの体から、様々な穀物が誕生する
この一部始終を見ていた高天原の偉い神様が、この種をスサノヲに持たせ地上に
ばら撒くように命令しました。

※オオゲツヒメは、イザナギとイザナミが国産みで四国の中の一つ阿波国(徳島県)
として登場するスサノヲにとっては姉神にあたる


地上に降りたスサノヲは出雲の国の肥の河(島根県の斐伊川)に降りました。
川べりを歩いていると、一軒の民家を発見。そこには泣き悲しんでいる
老夫婦と若い娘がいた
スサノヲが「そこの者、なぜ泣いている理由を話せ」と聞いてみると
毎年、ヤマタノオロチという化け物がやってきて娘を生贄として捧げなければ
ならないとのこと
それを聞いたスサノヲは、オロチを退治してやるから代わりに娘さんをくださいと求婚
老夫婦は「失礼ですが・・・あなた様は?」
スサノヲは「私はアマテラスの弟スサノヲだ、訳あって今天上から降りてきたところだ」
(オロチに食われるくらいなら、この男神と一緒になったほうが娘も幸せだろう)
老夫婦「・・・分かった」スサノヲ「よし、決まりだな」
老夫婦から了解を得ると、さっそく化け物退治の準備を始めた、
家の周りを石垣で囲い大量の酒を用意してヤマタノオロチを誘い出す。
「さあ、あとは待つだけだ」
スサノヲが物陰に隠れていると
大きな地響きとともにヤマタノオロチがやってきました。お酒に気付いたヤマタノオロチは
ガブガブと飲み始めた
やがて泥酔して眠ってしまったヤマタノオロチの首を次々に切っていきました。
ついでにヤマタノオロチの体内から出てきた剣もゲット
後にアマテラスに送られ、草薙の剣と呼ばれるようになりました。
こうして無事にオロチを退治したスサノオはクシナダヒメと結婚。
出雲に宮殿を立て子孫を増やして幸せに暮らしました。

古事記 岩戸隠れ メモ書き

2018年11月17日 | メモ書き
黄泉の国から帰ったイザナギは「汚らわしい国へ行ったために私の体は汚れてしまった」と川に入り
体を洗った、するとその滴からアマテラス、ツクヨミ、スサノヲが誕生した。イザナギは喜び
自分の国を治めるように命じました。

イザナキから生まれた3兄弟、アマテラス、ツクヨミ、スサノヲ3人にはそれぞれ、昼と夜と海の世界を
治めるように命じたが、なぜかスサノヲだけが言うことを聞かずただ泣きわめくばかりだった。
その泣き声が災害を引き起こし甚大な被害を被った。
いつまでも泣き続けるスサノヲにうんざりしていたイザナキは理由を聞くと、
スサノヲは「黄泉の国(根の堅洲の国)の母ちゃんに会いたい」と言いやがる
黄泉の国にいるイザナミの姿を見てきたイザナキは
「そんなところへ行くと二度と戻れぬ」と言ったが、だがスサノヲは泣きわめくばかりだった
イザナキはこれに激怒し「だったら勝手にしろ」と言ってスサノヲを追放してしまう
その後、イザナギは多賀大社で隠居生活を送る。
国を追われたスサノヲは母に会いに行く前に、姉のアマテラスに別れの挨拶しようと天上界(高天原)を訪ねる
ところがアマテラスは面倒臭い弟が来たことに嫌な予感を覚え
完全武装でスサノヲを迎え撃つ。スサノヲは誤解を解こうとするが一向に信じてもらえず
最終的に誓約(占いの一種)で確かめることにした。ルールは↓の通り。
1、互いの持ち物を差し出す 2、その持ち物で神様を作る 3、持ち物から<女神>が生まれたらスサノヲの勝ち
結果はスサノヲが勝利した。
勝利を収めたスサノヲは大はしゃぎ最初の目的を忘れて天上界で暴れまくり、ついに機織女を死亡させる事故まで起こしてしまう
アマテラスはこれに完全に怯えてしまい洞窟に逃げ込み岩を穴で塞いでしまった。
すると世界は暗黒の闇に包まれ大ピンチ。これに困った神々は知恵を絞り、そして出した結論は
大きな祭りを開いた。岩戸の前で裸で踊るアメノウズメ見た神々達は大騒ぎ、天上界を揺るがすほどの
大盛り上がりを見せた。表のはしゃぎっぷりに何事かと岩戸から顔を覗くと、その隙をついて力自慢のタヂカラヲが
アマテラスを岩戸の外に連れ出すことに成功。ようやく太陽の光が世の中に戻り世界は平和を取り戻した
捕まったスサノヲは天上世界から追放され地上をさまよう羽目になる

古事記 国生み メモ書き

2018年11月17日 | メモ書き
古事記とは日本最初の文学で、「日本の正しい歴史を伝えていこう」と天武天皇の発案で
神話の語り部、稗田阿礼 (ひえだのあれ) と書き手の太安麻呂 (おおのやすまろ) のコンビが
作成したもの。その中身は、国の誕生から推古天皇の時代までの神々の世界や
天皇家の系譜を描いたもの

遠い遠い昔の話形すらなかった世界に
世界は天と地に分かれ、偉い神様が次々と姿を現した。
そして男女一対の神様が相次いで現れました。一番最後に生まれた兄弟神
イザナキとイザナミの姿もあった。その偉い神様がイザナギとイザナミに
玉で飾った矛を与え国を作るよう命じた。とりあえず任された2柱は
オノゴロ島に家を作りセックスをして国作りを始めました。
そして淡路島を生み、四国、隠岐(おき)、九州、壱岐(いき)、対馬
佐渡、本州などの国土が生まれた。
その後も、そこに住む神々を生み始める。海の神、山の神、風の神、土の神など
次々と生み始めた。ところが最後に火の神ヒノカグツチを生んだ時、イザナミは
お股を大やけどを負って死んでしまう。怒りと悲しみで我を忘れたイザナギは
ヒノカグツチを切り殺してしまう。その時に流れた血や死体から多くの神が
生まれました。愛する妻を亡くしイザナギは、しばらく一人で暮らしていましたが
日が経つにつれ、イザナミに会いたいと思う気持ちはつのるばかりでした。
イザナギは、亡き妻を連れ戻すため黄泉の国へ行くことを決心する。
黄泉の国とは死者の国である。この国は生きた者が来ることを固く禁じられている
イザナギは地上に戻るようにイザナミを説得するが、
イザナミは「黄泉の国の偉い神様に相談するから待ってて」と言い、イザナギを待たせる
ところがいくら待ってもイザナミは戻ってこない、
待ちきれなくなったイザナギは門の中に入ってしまう。すると、そこで見たものは
蛆だらけの腐った体に雷神が群がる恐ろしい姿だった。
恐怖のあまり慌てて逃げ出すイザナギ、「よくも恥をかかせたなと」怒り狂ったイザナミは
1500人の軍隊を解き放ちイザナギを追いかけさせました。
死に物狂いで逃げ出すイザナギ、ようやく出口にたどり着くと大きな岩で道を塞いだ
追ってきたイザナミは外にいるイザナギに向かって
「こうなったからには、あなたの国の人間を一日千人殺す」と宣言
イザナギはこれに対して「そんなことをするなら、私は一日1500人を生ませる」と返し
このような誓いがあってために、この国では一日1000人が死に、1500人の人が生まれる
ようになりました。
その後、イザナミは黄泉津大神(よもつおおかみ)と名前を変え黄泉の国の主催神となりました