魔法使いと青い鳥

どんなイラストを描こうかな・・・。

古事記 国生み メモ書き

2018年11月17日 | メモ書き
古事記とは日本最初の文学で、「日本の正しい歴史を伝えていこう」と天武天皇の発案で
神話の語り部、稗田阿礼 (ひえだのあれ) と書き手の太安麻呂 (おおのやすまろ) のコンビが
作成したもの。その中身は、国の誕生から推古天皇の時代までの神々の世界や
天皇家の系譜を描いたもの

遠い遠い昔の話形すらなかった世界に
世界は天と地に分かれ、偉い神様が次々と姿を現した。
そして男女一対の神様が相次いで現れました。一番最後に生まれた兄弟神
イザナキとイザナミの姿もあった。その偉い神様がイザナギとイザナミに
玉で飾った矛を与え国を作るよう命じた。とりあえず任された2柱は
オノゴロ島に家を作りセックスをして国作りを始めました。
そして淡路島を生み、四国、隠岐(おき)、九州、壱岐(いき)、対馬
佐渡、本州などの国土が生まれた。
その後も、そこに住む神々を生み始める。海の神、山の神、風の神、土の神など
次々と生み始めた。ところが最後に火の神ヒノカグツチを生んだ時、イザナミは
お股を大やけどを負って死んでしまう。怒りと悲しみで我を忘れたイザナギは
ヒノカグツチを切り殺してしまう。その時に流れた血や死体から多くの神が
生まれました。愛する妻を亡くしイザナギは、しばらく一人で暮らしていましたが
日が経つにつれ、イザナミに会いたいと思う気持ちはつのるばかりでした。
イザナギは、亡き妻を連れ戻すため黄泉の国へ行くことを決心する。
黄泉の国とは死者の国である。この国は生きた者が来ることを固く禁じられている
イザナギは地上に戻るようにイザナミを説得するが、
イザナミは「黄泉の国の偉い神様に相談するから待ってて」と言い、イザナギを待たせる
ところがいくら待ってもイザナミは戻ってこない、
待ちきれなくなったイザナギは門の中に入ってしまう。すると、そこで見たものは
蛆だらけの腐った体に雷神が群がる恐ろしい姿だった。
恐怖のあまり慌てて逃げ出すイザナギ、「よくも恥をかかせたなと」怒り狂ったイザナミは
1500人の軍隊を解き放ちイザナギを追いかけさせました。
死に物狂いで逃げ出すイザナギ、ようやく出口にたどり着くと大きな岩で道を塞いだ
追ってきたイザナミは外にいるイザナギに向かって
「こうなったからには、あなたの国の人間を一日千人殺す」と宣言
イザナギはこれに対して「そんなことをするなら、私は一日1500人を生ませる」と返し
このような誓いがあってために、この国では一日1000人が死に、1500人の人が生まれる
ようになりました。
その後、イザナミは黄泉津大神(よもつおおかみ)と名前を変え黄泉の国の主催神となりました

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