「ゴメンね でんマイ、泣かないで。
きっとココから出られるさ。」
ジブンに言い聞かせるようにでんマイを励ましているけれど、
本当はどうにもならない事態になっていた。
せめてもの抵抗で袋から出された時に逃げようとしたけど、
直ぐに捕まり檻の中。
捕まってからでんマイはぼくの甲冑のスキマにじっと身を潜め
出ようとしない、怖いんだ。
ぼくは知っていた、でんマイの存在はニンゲンに気づかれて
いない。
捕えたかったのは、ぼく。今でんマイを守れるのはぼくしか
いないんだ。
「良く聞いて、でんマイ。キミは逃げるんだ。」
「嫌だよ、ポロンと一緒にいる!」
きっとココから出られるさ。」
ジブンに言い聞かせるようにでんマイを励ましているけれど、
本当はどうにもならない事態になっていた。
せめてもの抵抗で袋から出された時に逃げようとしたけど、
直ぐに捕まり檻の中。
捕まってからでんマイはぼくの甲冑のスキマにじっと身を潜め
出ようとしない、怖いんだ。
ぼくは知っていた、でんマイの存在はニンゲンに気づかれて
いない。
捕えたかったのは、ぼく。今でんマイを守れるのはぼくしか
いないんだ。
「良く聞いて、でんマイ。キミは逃げるんだ。」
「嫌だよ、ポロンと一緒にいる!」