Der König Hat Eselsohren

金刀比羅宮 書院の美@芸大美術館




本当は先週行く予定だったのに、結局時間がなくなってしまったんで、帰りの飛行機をいつもより遅くしてまで行くことに(笑)

まぁ、このあと金刀比羅宮に戻って、最終的にはパリまで巡回するらしいんで、どこかしらに見に行きゃいいんだけど(え?)

でも、予想通りというか、予想以上というか、上野駅に着いた時点で待ち時間1時間の表示(^_^;)

窓口のおばちゃんにも、1時間待ちですよ、チケット払い戻しできませんよ!と言われつつ、今日はこのためにこんなとこまで来たんじゃ~!と反撃…ではなく、いいんです~♪と、にこやかにチケット購入。

実際、行ってみると、結構ビビるくらいの大行列。
チケット持ってようが持ってまいが関係なし。
障害者手帳持ってるから入れてくれ、と言ってきたおばあちゃんも、あっさり断られる(^_^;)

結局のところ、40分位で入れたと思うんですが。
中も、展示方法が普通と違うので、比較的に負担を感じないけれど、それでもやっぱり混んでます。
それにしても、まさに表書院・奥書院をそのまま持ってきました!という展示は圧巻!!
実物は取り外しのきく障壁画のみとはいえ、代表的なものを持って来ちゃってるわけだし、さらに実際の部屋を再現しているので、外から入ろうとする感じ、入ってから見回す感じ、両方が擬似体験できる。

なんといっても応挙の虎の間!
一頭一頭は、あのカワイイ応挙の虎ながら、ぐるっと囲まれてると山の中にいるよう。
角に配置された岩も、部屋の四角さを消しているし。
しかも、アルピノがいたり、さらには豹がいたり(笑)
この部屋だけでも観る価値あり!
逆に、若冲の方は、障壁画4枚しか持って来れないんで、部屋の感じをイメージするしかない。
もちろん、持って来れない部分の複製も非常に良く出来てるんだけど、金箔部分の反射は望めないだけに、スゴさが伝わりにくい。
実物の方も、日頃の開け閉めで痛んでいるところがあって残念だ。
仕方のないことだけど。

こうなると、10月からの金刀比羅宮でどこまで見られるのかが、非常に気になる。
それによっては、久しぶりに香川に行くかな?(笑)

コメント一覧

さすらいのかんりにん
えっと、永谷園のお茶漬けは、永遠に不滅です(笑)
広重の方はちょっと惹かれつつも、時間も体力もちょっと足りなかったんで断念したんですが…う~ん、観れば良かったorz

やっぱ、10月からのこんぴらさんでの公開は一体どんな感じになるのか、見に行きたいところですなぁ。
よその寺に残されていた若冲(部分)も展示されるし。
以前行ったときは、うどん巡りの途中の腹ごなしに、上まで上って降りてきただけでしたが(笑)、たまにはまともに行ってもバチは当たるまい!
ドイツ語のとも
おひさです!金刀比羅宮、私も先月見てきましたが、あの書院まるごと持ってきました~っていうのがあっぱれ藝大美術館。
応挙の猫っぽい虎、竹林七賢どちらもよかったですが、あの襖絵とかに周りをぐるっと囲まれた中でしばしお茶などできたらいいだろうなあ、と思いました。本家金刀比羅宮内の写真がありましたが、あれを見ると香川に行きたくなりますね(笑)
同時開催の広重・名所江戸百景も期待以上に面白かった。広重というとどうしても自動的に永谷園のお茶漬けを思い出してしまうのですがね(←年がばれる?)。
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