一人で行動することに慣れていない人にはわからないかも知れないが、あんまり困らない。
が、それでも、一人より複数で行った方が、楽しいよね～、という代物はある。
今回は、それ（笑）
普通のプラネタリウムだったら一人で構わないのだけれど、このスカイプラネタリウムはずっと席に座って番組が流れるのではないので、たぶん誰かといった方が楽しい。
ということで、今日、一緒にライブに行くS島くんに振ってみたところ、一日休みだというので、午前中からお付き合いいただく。
やっぱ持つべきものは友達だわ♪
ということで開場時間の11時からスカイプラネタリウムⅡへ。
大混雑だったらどうしよう？！と思っていたけれど、そこそこの感じで安心。
さて。
①いきなり「何座？」と訊かれ、普段占いにはまったく興味がないので、「え、え、え、え～と、獅子座だったかなぁ…？」と自信なく答える。
②1千光年を20メートルに凝縮し、地球を中心にして主だった星の位置を忠実に再現した部屋で、北斗七星、カシオペア座、オリオン座、南十字星を探し、地球からの見え方と実際の星の位置とのギャップを体感する部屋。
地球の真下が混み合っているので、「あ～れ～が～オリオン座～？」と微妙にわかりづらかったのだけれど、その近くに気になるものを発見。
解説している係のお兄さんに、「あれはもしかしてプレアデス星団ですか？」
「そうです、プレアデス星団です。じゃあ、こっちのV字型はわかります？」
「牡牛座ですよね～(^▽^)b」
占いには興味がないが、天体にはやたら詳しいことを暴露…。
③途中の解説を読みながら、子供の頃から天体関係の本を読みあさったせいで、高校の時の地学は勉強しなくてもほとんど知ってたことを暴露。
④地球を出発して宇宙の果てまで往復する映像を見ながら、宇宙の果てまで来たところで、「でも宇宙の膨張は、どんどん速度が増してるんだよね～」と本で読んだ知識を振りかざす。
⑤メガスターの部屋で「これ、元々は個人で作ってるんだよ！」と熱く語る。
しかもナミブ砂漠で見た星空が、まさにこれくらいすごかったことをさらに熱く語る…。
さて、デート女子としてNGな行為は、上の①～⑤のうち、どれでしょう？
…全部orz
後から気づいたけれど、これって、男子の方が「こうなんだよ！」と蘊蓄を語って、「へ～そうなんだ～
」と女子が感心するってのが、典型的なパターンだろう（笑）でもなあ、この歳まで一人で生きてると、無知蒙昧ではいられないんですよ。
ま、無駄にマニアックだ、というのは間違いないとして…f(^_^;
えぇ、後で私を評して、「面白いけどマニアックすぎ、スキなさ過ぎ」と弱点を指摘されちゃいましたよ…orz
うん、こういうアドバイスをしてくれて、やはり持つべきものは友！
でもまぁ、メガスターは気に入って貰えたんで、よかったです♪
その後のキーワード、「同世代」になっちゃったし（笑）
チケットはスカイプラネタリウム＋美術展＋展望台なので、フレンチ・ウィンドウ展へ。
デュシャン賞受賞作の展覧会ということで、まずはそのデュシャンの作品を。
って、見ちゃうと、その後、今回の受賞作が結構かすんじゃう。
あざとすぎたりして、つまらない。
そんな中で気に入ったのは、ニコラ・ムーランの作品。
写真かと思ったらCG？二人揃ってかなりツボ！！
さらにはまったのが「スピノザ・カー」。
なんでスピノザなんだ？！
でもスピノザへの愛があふれていて、めちゃめちゃおかしい！！
この辺で、ふたりして、感性の方向性が近いことを確認…f(^_^;
笑えるモン好き…orz
その後さらに、そのまま見られる展望台ではなく、さらに別料金300円を払って、展望デッキへ。
携帯やカメラ以外、全部預けさせられる割に、意外と緩い空間が…（笑）
しかも、天気は薄曇りで、見晴らしとしてはイマイチだけれど、風もなく、ほんと～にゆるっっっっっとした空気が流れている。
地震で曲がってしまった東京タワーのてっぺんの棒も、しっかりと視認できるほどだし（笑）
というか、ここ、東京タワーの上の展望台よりも高いのに、屋外の自由な空間ってのがすごくない？
これくらい上から見ると、六本木のすぐそこから向こうが、縄文時代までは海だった、というのがよくわかるし ←またマニアックな。
昨年行ったロックフェラーセンターの上も凄かったが、ここも負けてないぜ！！
この緩さサイコー！！
でもって、なんか、本日のメインに行く前なのに、すでに十分に充実の休日になってるぜ！！
