Der König Hat Eselsohren

Schwerin(1)-3

セットリストは昨日とほぼ同じ。
むしろ、ステージ上方の部分の投影がないので、今日はここで見て正解かも。









位置的に、スピーカーのすぐ下にあたるので、音も割れていない上に、音に直撃されることもないので、結構快適♪
思う存分、一緒に歌う(笑)
ただ、ここにいるのは警備の人たちと、舞台装置のスタッフなんで、あまりに大声で歌っていると、警備員が、誰か乱入したか?!と疑うように、時折振り返るんだがf(^_^;

でも、お互いに共存関係というか、必要に応じて譲り合ったりしているので、警備の人たちも、あまり邪魔にならないように気を遣ってくれる(笑)
つーか、あの~、舞台装置スタッフも、警備員も、時々写真を撮ってるんですが…f(^_^;
こんなにゆるくて大丈夫なのか~??!!(笑)










そして今日も電池が減る減る!!
実のところ、カメラやスマホの電池の消耗が激しいのも、思った以上に画面のぶれが大きいのも、周りがどんどん暗くなっていくから。
そりゃそうだよね。
開始が9時ちょっと前だから、ちょうど暗くなり始める頃。
勝手によるモードで撮影してくれちゃうんで、消耗ハンパない。





そんな中、今日は、昨日の流れがわかってるんで、「1. Wahl」は、丸ごと動画で撮影。
本当は、ライブ全編を動画でとりたいところだが、それでは楽しめないんでね(笑)
むしろ、今回の「1. Wahl」というか「'54, '74, '90, 2014」は、今だけでしょ!ということで、是非残しておきたい。

「Siehst Du Das Genau So?」では、前の方にいる子たち数人が、ライターではなく花火を点火。





写真ではうまく撮れなくて、残念だが。
でも、これはもう、おきまりなんで、みんなちゃんと準備してきてるんだな。

そして、いつもめちゃくちゃ盛り上がる「Ein Kompliment」。
いつもはやはり、ステージの袖にしろ、会場のどこかにしろ、どうしても音が割れるところだから、はっきりと何を言ってるかわからず、ただ、周りの様子で理解する、という感じだったが、今日ははっきりと、さびを歌うのが「女子だけ」「男子だけ」という指示まではっきりと聞き取れた。
やっぱ、場所は大事だな(笑)
「♪ich wollte dir nurmal eben sagen, dass du das größte für mich bist. und sicher gehn ob du denn dass selbe für mich fürs, für mich fürs!」
こうしてみんなで歌っていると、本当に楽しいなぁ♪
そう!これが目的で、ライブに足を運んでるんだよ!!








今日は、本編がやや長く、昨日は第1アンコールだった「Es Muß Was Wunderwar Sein」や「Fast Wie Vom Selbst」が続く。







残念ながら、こっちから見ると奥側になるんで、Nicoの雄姿はちょっとしか見えず(笑)
さらにFloのムーンウォークも、この位置からではうまく写真に撮れず…f(^_^;
動きすぎ!!
このサービス精神旺盛なところがFloのいいところだね。


そうこうするうちに、今日もカメラの電池がなくなる。
急いで電池交換!
というか、その様子が怪しげなせいで、警備員が警戒している…f(^_^;
なにしろカメラの見た目が普通じゃないもんで、いったい何をしてるんだ?!という…(笑)

そして、カメラはもちろんのこと、モニターとして使っているスマホも消耗は激しいわけで、気がつくと、残り14%なんて表示されてる!Σ( ̄□ ̄;)
こっちも、充電器をつなぐ。
でもってケーブルをめいっぱい伸ばして、充電器本体はバッグの中なので、どこから見てもおかしな人(笑)

でも、この作業をしておいたおかげで、間に合いました。
「Wunder Fragen nicht」
困難な状況の時に聴いてもらいたいと思って書いた曲、とか何とかいうMCも、初めて聞き取れ、へ~、そうかぁ、と改めて思いつつ聴く。
つーか、装置スタッフのお兄ちゃんが邪魔!と思うんだが、まぁ、これがこの人たちの仕事だからねぇf(^_^;

そして、いったん収束した曲が、一転して盛り上がるところで。

ばしゅ~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!





赤と白、丸形と星形の紙が、盛大に吹き出した。
曲が終わるまで、かなり長いこと噴射した上に、紙自体が非常に薄いため、いつまでも、いつまでも、空中を舞っている。
昨年、Eschwegeでよく見えなくて、不満を残したままだったし、昨日はこれはなかったし、それだけに、今回はまさに、目の前で見られて、とても満足。
ついでに、すぐそばに落ちてきた星を、赤と白、両方ゲット。

Zugabe!Zugabe!という声が響く中、噴射機4機が撤収!
邪魔にならないように、めいっぱいどいておく。


そしてアンコール。
昨日と同じくオルガンが運び込まれて、Rüdeのオルガンタイム(笑)



まずは昨日と同じ、「Festungen & Burgen」のあと、なんと「Lass mich nie mehr los」。
う~ん、これはやっぱ、観客の反応がいいなぁ。

なんて、浸っていると、今日も来たよ。
Peterがオルガンによじ登り…。





ギターが火を噴く!!(笑)





マジで笑うよ~!
なんか似合わんもんf(^_^;

と、後ろから声がしたので、振り向くと、The SubwaysのBillyが立ってる。
自分の出番が終わったんで、お気楽ムードだなぁ。







2つめのアンコール。
1曲目は、珍しくビートルズのカバー。
タイトルが…思い出せんf(^_^;
こういうのをやらせると、あ、ウマイね、さすがプロだね!なんて感想を持っちゃうんだが(笑)



そして、本当に最後の最後、「Die Gute Seite」。







すると、背後から誰かやってきた。
ん?NicoとBuffo?

と思ったら。

Crowd Surfinの補助のためでした(笑)










あぁ~、今日はもう、ホントに大満足♪


で、バックステージに戻ると、またもや居場所がないf(^_^;
否、それどころか、ケータリングも終わっているので、飲み物1つ手に入らな~いf(^_^;

仕方ない。
CREWのところはドアが開けっ放しで誰もいないことが明らかなので、ここの階段にでも座っていよう。
他のところだと、突然人が出てくる可能性があるからね。

で、カメラは途中で電池を替えたので、まだまだ大丈夫だが、スマホは、充電中だというのに、さらに残り容量が7%にまで落ちている。
激しく使い続けたから?f(^_^;

しばらくすると、楽屋のドアが開いて、ビールを片手にRüdeが出てきた。
「あれ?何か飲む?ビールでいい?」
とビールを取りに戻ってくれたので、あとについて入ってみると、もわ~、と暑苦しいf(^_^;
ここはいたくない!(笑)

RüdeがThe Subwaysのメンバーと話し始めたので、そばで聴いていると、なるほど、あまり得意でなさそうな英語で、なかなかしゃべりにくそうだ。
こりゃ、何年経っても英語でまくし立てられたら、腹が立つだろうなぁ(笑)

なんぞと思いながら立ってると、日本から見に来てるんだよ、と紹介されちゃったので、話そうとするも、どうしても出てくるのはドイツ語!f(^_^;
必死に頭の中で、ドイツ語から英語に翻訳しつつ、ようやく言えたのが「英語があんまり話せなくて…」f(^_^;
「え~?とっても上手よ!」
と褒めてくれるが、いやいやいやいや…。

少し離れたところに行ってから、Rüdeに、
「ドイツ語も大してできないのに、今は、ドイツ語から英語に翻訳しながら話さなきゃならないから、大変!」
「いや、それだけドイツ語ができれば、十分だよ」
「でも、昔はもっと、英語ができたんだけど…(T_T)」
外国語が苦手同士のようで…バカ兄妹?!(笑)

片付けの終わったスタッフたちも、シャワーを浴び始めたが、2つあるうちの片方が、電気も付かず、お湯も出ないというので、大騒ぎに(笑)
「真っ暗なんだよ、真っ暗!!」
と、タオル1枚の姿で言われても、おかしいだけなんで、みんな爆笑!

今回は、ホント、QX-10が大人気。
もってるだけで「それかっこいい!」と言われ。
カメラだけ外してみせると、「うわ、何それ、スゴイ!!」と。
「え~、こんなのドイツに売ってないよ~、日本で買ったの?」
と大騒ぎ。
ちょっとしたネタ作りには、QXの外観はインパクトがあって、良さそうですよ(笑)

ただ、カメラの方は大丈夫でも、スマホの電池がヤバいので、全く撮影できず…orz
タオルを巻いただけで、上半身素っ裸のPeterとか、滅多に見られないから。←それ撮るのか?!

それにしても、昨日と違い、今日はライブ後もPeterはごきげん。
つーか、昨日が珍しい方だが。
バックステージに遊びに来た知り合いとおぼしき男性二人組に、得意げに、わざわざ日本から来てるんだよ、と紹介してくれる。
で、この友達とやらが、また食いつきが良くて(笑)、なんの仕事してるの?とか、質問攻めにf(^_^;

挙げ句。
「今、福島はどうなってるんだ?」

出た~!
一昨年、Peterに訊かれたときには、どう説明すればいいのか、単語がわからずに途方に暮れたんで、今回は、多少準備してきたよ。
まさかこのタイミングでこの質問とは思わなかったけどねf(^_^;

「まだまだ大問題だよ。汚染水は流出してるし、住民はまだ避難してるし。東京から地方へ避難したままの人だってまだいるよ。」
「福島からじゃなくて?」
「うん、今、東京にいても特に問題があるわけじゃないけれど、子供を連れて避難したままの人もまだいるよ。それでも、政府は原発を再稼働しようとしてる。反対している人が沢山いても、政府も首相も、全く聞こうとしないからね。今の日本の政府は危険だと思う。」
「そうかぁ、メディアからだと、表向きの報道しか出てこないからなぁ。そうなんだ、こうやって日本人から直接聞くと、違うんだね。」
うん、細かい話まではさすがに表現できないが、大まかなことは伝わったっぽいf(^_^;
ここでこうして話したところで、何かが変わるわけじゃないが、だからといって無駄ではないだろう。

「ところで城は見に行った?」
「夕方、ここから散歩して、見に行ったけど」
「綺麗だろう?でもあの城、役所としても使われてるんだぜ。日本にはそういうのってないだろ?」
自慢げに言われた~!!(笑)
でも確かに、姫路城や熊本城を県庁舎に、って日本ではいわないだろうなf(^_^;

The Subwaysが楽屋に使っているトレーラーの前で、2組が入り乱れての写真撮影が始まった(→その後Facebookにアップされた)。
紛れて写真を撮りたいが、スマホがもうヤバい…f(^_^;

「Hamburgに行くのは明日だっけ?」とRüde。
「ううん、明後日。火曜日に日本に帰る。」
「日本までどれくらいかかる?」
「ミュンヘンから東京までで12時間くらいかな」
「そんなにかかるんだ!」
「え~、でも前は、そこからさらにもう1回、2時間くらい飛行機に乗る必要があったから、今回は楽だよ~♪」
「そんなんだから、W杯全試合観られるんだな!(笑)」

「実は、そのうちまた、ドイツに在外研究に来たいと思ってるんだよね」
「どれくらい?2年?3年?」
「たぶん1年間」
「そりゃいいな♪」
「あ、でも可能性はすごく低いよ。今、順番が一番最後だから、私の前に何十人もいるんだけど、その人たちが誰も行かなかったらチャンスが回ってくる、ってだけだからね」
「そうかぁ」
「でも、もし来られたら、1年間、全部のライブを見に来たりして(笑)」
「それで、毎回、バックステージにいるんだろ(笑)」
ホントに可能性はかなり低いけれど、でも、確率はゼロじゃないからね。
そのためにも頑張って勉強しないと!!
でも…日本からわざわざ来るんじゃなくても、バックステージに来ていいんだな?(笑)

「いつか日本にも行きたいなぁ」とPeter。
「ぜひぜひ!!」
みんながわっと盛り上がる。
もちろん、私がセッティングしなくていいのなら、いくらでも来て欲しい(笑)

ここでようやく、ぽつっ、ぽつっ、と雨粒が落ちてきた。
今回は結局、雨に遭わずにすんだなぁ。
この雨粒も、すぐに止んでしまった。

「Julia、メールを出したいんだけど」
「Facebookやってる?」
「やってるけど」
「そしたら、Marcの友達の中に入ってるから、そこから探してメッセージを送って」
よし、これでJuliaともやりとりができそうだ。


ん?
今日は早じまい?
みんなが荷物をまとめ始めている。
今日は結局、外にタイムテーブルが貼られていないので(笑)、出発予定もわからない。

Peterも自分の荷物をまとめて出てきた。
もう行っちゃうんだな。
「またね。元気でね。メール書いてね。」

Peterが早めなのではなく、よほど出発予定が迫っているらしい。
みんな一斉に帰り支度。
Marcですらも(笑)

「Marc、何もかもありがとう!」
「いいや、なにも!」
いや~、結構お世話になりましたからf(^_^;

最後にRüdeと「またね~」と。
バカ兄妹の別れ(笑)
でも、この次いつになるかはわからないけど、また戻ってこれる。
具体的な場所がどこかはわからないし、自分の座る場所すらなかったりするけど(笑)、それでも戻ってこられる場所が、ドイツにできたんだな。

じゃ、私も帰ろう!
じゃ~ね~、と手を振りながら、みんなとは反対に、ステージを通り抜けて、元入ってきた出入り口を抜けて、バス停の方へ。
道の両側に鬱蒼と木が生い茂った斜面を登っていった、その先がバス停だったはず!



あれ?



最終のバスが23時35分?

現在、23時50分。


ええええええぇぇぇぇぇぇぇ~~~~~????!!!!


バスがない!!
や、夕方確認したときには、本数は1~2本とはいえ、0時台とかがあったと思ったのに…あれは幻覚か?!f(^_^;


バス停が複数あるとか???


いや、周りを見回しても、ここと、公園側にちょっと入ったところにある、最初から遅いバスなんかないバス停の2つ。
こっちこそ通りに面してる方のメイン。
通り沿いには、ここしかない。


急いで戻って、Marcにタクシー呼んでもらうか?
いやいや、あの感じだと、12時出発っぽい。
今から戻っていって間に合うのかすら怪しいし、そもそもシュヴェリーンのタクシー会社の電話までMarcが知ってるとは思えない。


どうしよう…。



歩くか!!!(笑)
どうしようったって、歩いて帰るしか、方法ないじゃん!!f(^_^; ←よいこは真似しちゃいけません。


で、地図は。



ない…orz



市内交通の路線図と、ここへの来方を印刷した紙しか持ってないf(^_^;
ガイドブックに載ってる市街地図だと、今日のこの会場は枠の外だったんでねぇ。
今日はホテルとここの単純往復だけの予定だから、余計な地図はおいてきちゃった。



ま~、なんとかなんだろ♪ ←よいこは真似しちゃいけません。



どこをどういう道が走ってるのか、全然知らないが、ホテルと、ホテルの前の大きい池と、城の位置関係は何となく覚えている。
さっき、ここから城まで公園を往復した感覚からして、そうそう遠くはない。
公園伝いに歩いて行けば、旧市街まで出られるだろうし、そこで池まで出れば、ホテルに帰れるはず。
ざっと30分くらいだろう。

人通りもなければ、車も通らない(笑)
危険なんだか、安全なんだかもわからんf(^_^;


途中、来るときにトラムからバスに乗り換えさせられたとおぼしき場所に、トラムが止まっている。

が、もちろん、電気はすべて消えている(笑)


やっぱ、歩くしかないらしい。 ←よいこは真似しちゃいけません。
今までいろんなところに行ったが、全く見ず知らずの土地で、地図も何もなく、いきなり夜中に歩くなんてことは、さすがに初めてだ(笑)
不幸中の幸いというか、もう日付が変わるというこの時間帯にあってなお、城がライトアップされているので、とても目印としてわかりやすい。


公園沿いのだだっ広い道路をてくてくと歩いて行き、城にほど近いところまで来たら、今度は城から離れなきゃならないはず。

ということで、適当なところで左折。
通りすがりの駐車場で、入口の自動灯が着いちゃったり(笑)
まぁ、見事なくらいに人気もなく、開いている店もなく。
これで迷ったら、道を訊くこともできないなぁ~! ←よいこは真似しちゃいけません。


ちょっと広い道にぶち当たったんで、右折。
その先に、ようやく明かりのついているレストラン。
外のテーブルで騒いでいる客の声が聞こえる。
といっても1組だけだf(^_^;

トラムの線路を見つければ、Hauptbahnhofまで行けると思うんだが。
それはもしかすると、この広い通りより、さらに1本向こうか?

レストランのある角で、まるでレストランから逃げるように(笑)左折。
しばらくすると、予想通り、トラムの線路にぶち当たる。
よし、これで間違いなく、帰れそうだ。

しばらく北上したところで、右手から続く道の先に、またも明かりの付いたレストラン。
そしてここも、外でしゃべっている客は1組だけ(笑)
でもって、その向かい側って、あの池では?

よし!!
これで帰れるぜ!!

池沿いの道をしばし北上。
ようやくホテル発見!!
予想通り、12時半になる前につきましたよ!!


って、玄関に鍵がかかってるし…(T_T)
夜開いてるのは○時まで、とかって、全然聞いてないし。

ガンガン呼び鈴ならして、開けてもらいましたよ。


あぁ~、やっと帰り着いた。
つーか、ホテルの人の方が不思議だっただろう。
この町で、いったいこの時間まで、どこに行ってたのか?と(笑)
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