Der König Hat Eselsohren

Helsinki(2)

窓の外を見ると、どんより。
というか、パラパラと雨が降っている。

試しにHSLのカード登録をもう一度やってみると、今度はうまくいった。
やはり向こうで止められていたのだ。

朝食におりていくのが9時頃になってしまったが、席を見つけるのがなかなか大変なくらい、大混雑。
ただ、品数はかなり豊富で、ところどころフィンランドならではのものが混じっている。
朝食を食べ始めようとしたタイミングで、カード会社から電話が掛かってくる。
もう解決したからいいんだけど…f(^_^;

相変わらず色々とメールが来ていた上に、返信する余裕がないまま放置していたものもあるので、あれこれ対応しているうちに11時にΣ( ̄□ ̄;)

ただ、他のホテルにありがちな、チェックアウト時間よりもかなり前からドアをノックされたり、ということが一切ない。
部屋から出ても、廊下には一切、ベッドメイキングの姿がない。
12時から一気にやるのだろうか?



改めて、駅の構内を一通り回ってみる。
あぁ、これがあの店ね、みたいな(笑)

そのまま、駅前から地下へ。
City Centerの地下に、21時まで開いているAlkoを発見。
どの本を見てもAlkoは18時までと書いてあったので、中心部だけは違うのか?
だとしたら、アイスランドやノルウェーよりは緩い。
とりあえず、21時まで開いているのであれば、急いで戻ってきたりしなくてすむ(笑)

City CenterからSTOCKMANの脇に出た。



そのまま東へぶらぶら。
雨が降っていることはもちろん、気温も低いので、さながら気分は秋。






ヘルシンキ大聖堂も曇り空。
というか、パラパラと雨が当たる。





内部はかなりあっさり。

港の屋外マーケットも、ちょうど昼時なこともあって、昨日よりも活気がある。



屋内マーケットでサーモンスープ。

…のあと、別のカフェでビール(笑)

ビールをゆっくり飲んで出てきたら、そこそこ雨が降っている。
目の前で女の子が、手にしていたコーンのアイスをカモメに奪い取られて悲鳴を上げた(笑)










ウスペンスキー寺院の近くまで来たところで、雨が強くなってきたので雨宿り。
何の建物かは知らないが、ちょうどいい場所なので、沢山の人が雨宿りをしている。

少し雨脚が弱まったところで、ウスペンスキー寺院へ。











雨がほぼ止んでいたので、エスプラナーディ通りをぶらぶらと西へ。
途中、イッタラとアラビアの本店があったので、ついつい店内へ(笑)
や、もう食器は飽和状態だし、今回は荷物に余裕がまったくないし、さらにはまだ旅程の半分もいっていないので、ここで何かを買って帰ることはムリ。
見るだけ。

そして有名なアカデミア書店へ。
これまた有名なカフェ・アアルトで、泡を注文。





今朝になってようやく、金曜日のフェリー関連のメールをじっくり読んだところだったので、フェリー乗り場までどうやって行くかを検索していて気がついた。

タリンから戻ってきて、ストックホルム行きの出発まで、十分余裕があると思っていたのだが、港が全然違うせいで、実は間に合うかどうか、のるかそるか。
というか、タクったとしても間に合わない可能性の方が断然高い!!Σ( ̄□ ̄;)

これは大誤算だ!!

…しかし、手はある。
タリンから直接ストックホルムに行くことにすれば。

幸い、タリン発ストックホルム行きのフェリーにまだ空きがあった。
ヘルシンキ発のフェリーも、今日中のキャンセルなら70Euroは戻ってくる。
約1万円だからバカにならない。

その場でタリン発のフェリーを予約しつつ、ヘルシンキ発のフェリーをキャンセル。

いやぁ、危なかった。

フェリーを予約する時点では、出発がどの港で、チェックインがいつまで、みたいなことは書いてなかったような気がするし、書いてあったとしても気がつかなかった。
ガイドブックその他にも、そういう細かいことはほとんど載っていない。
大体において、色んな予約をいっぺんに進めているし(笑)、それでも1日では終わらなくて、何回にも分けて準備する位なのだ。

確かに無駄に金は掛かったけれど、快適な旅行を自分にプレゼントするためだと思えば、なんてことはない。

そう、ちょうど自分の誕生日だし(笑)

物のプレゼントの場合、他人から貰うんだと気に入らなくてうんざりすることが多くて嫌いだし、自分で好きな物を買ったんだとしても、いつ買ったのか、だんだん記憶が薄れる。

それに比べて、旅行だと、はっきりといつなのかを覚えていられる。
実際には誕生日そのものに旅行したのではないとしても、あの年の夏はあそこに行ったなぁ、といった記憶は確実に残る。


さて、フェリー問題に片がついたところで、ゆっくりと本の売り場を見学。
…英語の本がやたらと多い。

1階フロアのメインの部分は確かにフィンランド語なのだが、それ以外のコーナーは圧倒的に英語。
ドイツに比べたら全然手薄だけれど、漫画のコーナーも英語版。
外国語からフィンランド語に翻訳するという文化は、あまりなさそうだ。

そして、ムーミン本の一角に、英語版の棚を発見。
小学生のうちに一通り読み通してはいるんだが、小1のときに初めて買って貰って、何度読み返したかわからない『楽しいムーミン一家』の英語版をゲットする。


その後はストックマンの中をぐるぐると見物。
というか、タリンへはスーツケースを持って移動することになったが、ビスビューはできれば一泊分の荷物だけを持って行きたい。
最初は、今回持ってきているバッグで済まそうと思っていたのだが、既に荷物が収まりきれないレベルになっているのと、そこそこ荷物が重くなると辛いので、リュックがほしいところ。

で、旅行鞄コーナーをじっくりと検討し、その後、インテリアコーナーをくまなく見て回る。
買わんけど(笑)
特に欧風インテリアが好きなわけではなく、むしろブルックリンスタイルが一番好きではあるのだが、全面的にそれにするのは難しいし、そこまで金銭的余裕もない。
そもそも、今度引っ越す家の内装、これから確認するんだし(笑)

なので、後学のためのイメージ収集。

そして、地下に食品などのフロアもありそう、ということでおりてきたら、マリメッコの店でリュックを発見。
悪くはない。
が、本当に必要かどうか、ちょっとシミュレーションしてみてから考えよう。

地下には、ちょっと高級目のデパ地下兼スーパー兼Alko!!
ここで夕飯にサラダと、ビールとロンケロを、がっつり買い込む(笑)

つーか、ここのAlkoも21時までなんだが…f(^_^;


外に出てきてみると、雨が上がっている。
部屋に荷物を置いて、もうちょいどこかに行くか?
と思ったが、既に1万6千歩超え。もう疲れた。
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