Der König Hat Eselsohren

2日目その1(Heidelberg(ハイデルベルク))

☆先頭から読むという奇特な人はこちらから。


今日から2日間は、バスに乗って、ベタにロマンチック街道ツアーである。
インターコンチネンタル・ホテルを8時に出発。ハイデルベルクを観光し、夕方ローテンブルクに到着。翌日朝、ローテンブルク出発、午後ノイシュヴァンシュタイン城とヴィース教会を観光して、ミュンヘンに到着するという行程である。
以前ネットで調べたところでは、ロマンチック街道の足として有名なEuropabusは、ミュンヘンの後にフュッセン着になっているんで、ノイシュヴァンシュタイン城その他からまたミュンヘンに戻らなければならないから、その点、こっちのJALバスの方が効率的である。

が。

名前でわかる通り、完全に日本人向けの、日本人ガイド付きツアーである。
ホテルのロビーに集合した時点で、息苦しさを感じる自分に気付くf(^ー^;
バスに乗り込んだら尚更、まるで自分の手足が縛られているかのようだ。
それを多少軽減するべく、昨夜書けなかった、携帯の番号が変わったという連絡のSMSをBrigitteさんに送る。
ちなみにフランクフルトからハイデルベルクまでは1時間ほどだが、濱村朋子(フルネーム)は隣で爆睡している。

9時過ぎにハイデルベルク到着。
バスで直接ハイデルベルク城に行って集団で観光するというので、濱村朋子(フルネーム)に、集団での観光はなるべく前の方に行くべし、という秘伝を伝授する(笑)
いや、実際、なるべく前の方で説明を聞いて、集団に先んじて動いた方が、自分の好きなものや好きなアングルで写真を撮れるからだ。

しかし、窮屈だ(笑)

個人でガイドブック片手に来るよりは、ガイドの説明付きの方が遙かに情報量が多いんだろうが、ものっすごくウザイ。
城の雰囲気は悪くないのに、説明が妙にウザイとか、城から街全体の風景を説明するときに、Karl-Theodor-Brücke(カールテオドール橋)という名前を教えてくれずに、勝手に「眼鏡橋」で押し通すとか、「もし、ドイツに移住するとしたら、ガイドとかもいいかも」なんていう妄想を打ち砕くのに十分である。
そのせいか、ガイド付きで見た風景はイマイチ愛着が持てないのに、





勝手に気に入った景色は良い感じだったり(笑)



あ、ちなみに観光ガイド的にいうと、この城には世界最大のワイン樽があります。



おわり。


その後、またバスに乗って旧市街に向かい、多少観光じみたことをした後で、土産物屋に連れて行かれる。
これがまたイヤなんだけれど、ワインの試飲が出来るというので、ホイホイとついていく(笑)
ただし、1杯ごとの量がほんの舐める程度だったり、一番高いワインは出さなかったりするので、こっちも絶対にここでは買わないと決意(笑)

何も買わずに出たところで、解散・自由行動。
結構な割合の人が昼食も予約していて、土産物屋の隣のレストランに向かうけれど、せっかく解放されるのに、絶対に行くものか!

てなワケで、昼食を食べる場所を探しつつ、通りをブラブラ歩き、Käthe Wohlfahrtにふらりと入り、さらにStudentenkarzer(学生牢)を見学。
ここはかつて、悪事を働いた学生を懲罰するために使われていた場所で、閉じこめられた学生が描いた、横顔を中心とした落書きが残っている。



まぁ、そこへさらに落書きをするバカなんてのがいたりするんだが。

その後、近くのカフェでFleischkäseを食べて、ほぼ時間切れ。
再びバスに乗り込んで、ローテンブルクに向かう。
所要時間およそ3時間。

昨夜Rüdeに送ったSMSのみならず、Brigitteさんからも何の音沙汰もないのが怪しい。
もしかして、届いてないのか?!f(^ー^;
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