新人WRロンデール・ムーアはＸファクターになりうる

・ドラフト2巡WRロンデール・ムーアの評判が良い
・RBイトー・スミス（前ATL）加入。3番手RB争いに加わる
・Covid list入りしていた選手は全員アクティブ復帰してる

□Rondale Moore Hopes He Has Found A Home In Cardinals' Offense　（チーム公式サイト8月4日水曜の記事）

・ドラフト2巡WRロンデール・ムーアがトレーニングキャンプでの一週間で印象的だ。

　WRにはデアンドレ・ホプキンス、Ａ.Ｊ.グリーン、クリスチャン・カークという能力が高いトップ3がいるが、ムーアはアリゾナの'Ｘ'ファクターになりうる。

　5-8、180のサイズで素速くてすばしっこい男がディフェンスのミドルとダウンフィールドに亀裂を入れる。

　新人のため完璧にはほど遠いがキングスベリーHCも経過を気に入っている。「初日から彼は元からここにいたように動いていた」。

　ムーアにはキックオフリターンとパントリターンもやらせる考えがある。STコーディネーターのジェフ・ロジャースはムーアがストライドを変えずに縦方向にも横方向にも動ける能力を気に入っている。しかしロジャースはプレシーズンゲームまで誰がやるのか明言していない。ムーアはコーチの求めることは何でもすると言いつつKRとPRは「大好きだ」。

　プレシーズンゲームでムーアはリターンゲームだけでなくパス攻撃でも使えるかが明らかになる。2巡指名の彼に出番が無いということはないだろう。


　（オハイオ州にいる母親のためにトレーニングキャンプの前に家を買ったそうです。でもアメリカでは住宅価格が値上がりしているので自分が住むためのアリゾナの家はまだ買わないらしい。元記事の見出しはそれに掛けてる）。

　（3WRがいるのでさすがにルーキー・オブ・ザ・イヤー級の成績は残せないだろうけどオフェンスのいいアクセントになってくれれば）。


□Cardinals Sign RB Ito Smith To Add To Backfield　（チーム公式サイト8月7日土曜の記事）

・土曜にRBイトー・スミスと契約。イーノ・ベンジャミンとジョナサン・ウォード（ともに2年目）の3番手RB争いに加わる。

　2018年ドラフト4巡でATL入りした25歳。ATLでの3年で35試合に出場して通算ラン175回689ヤード・6TD、パスキャッチ55回314ヤード。ATLを4月に解雇され、金曜日にアリゾナのワークアウトに参加していた。


　（前ATLはDTコーリー・ピーターズとかILBデボンドレ・キャンベルとか成功率が高い。ピーターズやCBロバート・アルフォードのように加入1年目に大ケガする人も複数いる）。

　（イトーというのはＯ.ｊ.シンプソン裁判のイトー判事から来てるニックネームらしい。意味わかんないです）。

　（去年のドラフト7巡RBベンジャミンは最近キングスベリーHCに褒められてたらしい）。


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・Covid list入りしていた9選手は全員アクティブ復帰してます。WRアイザック・ウィトリーとCBロレンゾ・バーンズの2人はそのあと解雇。

・NFIリスト入りしていた新加入Sショーン・ウィリアムズは8/3にアクティブ復帰。

・7/28にPUPリスト入りしたDE Ｊ.Ｊ.ワット（ハムストリング）はまだ復帰してない。

・8/3にWRグレッグ・ドーチ、8/4にOLライアン・ポープ、8/6にWRアレバ・ヒーフォが加入、その間にCBテイ・ヘイズとRBカルファニ・ムハマドが解雇になってます。