・トレード先が見つからずこのままアリゾナで控えでプレーすることになりそう
・復帰したDTコーリー・ピーターズはすぐには全体練習に合流してない
・Kマット・プレイターは前チームではやってなかったキックオフもやりそう
□Jordan Hicks Frustrated He Can't Compete For Starting Job (チーム公式サイト7月31日土曜の記事)
・ILBジョーダン・ヒックスのところへドラフトの数日後にスティーブ・カイムGMから電話がかかってきた。彼は今オフすでにペイカットで合意していた。ドラフト1巡でいずれ後継者になるILBゼイブン・コリンズが指名された。
カイムGMからの電話はコリンズについての説明で「いずれ」という言葉を使わないつもりだという内容だった。ルーキーがスターターになりヒックスは先発争いもできないというものだった。「それがドラマの背後にある全てだった」(ヒックス)。
ドラマとはトレード要求とミニキャンプを含むオフシーズンワークの不参加。ディフェンスのプレーコーラーで去年はキャプテンも務めた。ヒックスは土曜の練習後のプレスカンファレンスで失望を明らかにした。
ヒックスはまずカイムGMが会話で真っ直ぐ話してくれたことと実現しなかったがトレード相手を探してくれたことに感謝を述べた。「腹を立てている部分はある。同時に理解もしている。スティーブ(カイムGM)はチームのために必要なことを判断して仕事をしている」。
「チームにとってmake-or-breakの年になる。このディビジョン(NFC西地区)は簡単ではない」(ヒックス)。
そのILBゼイブン・コリンズについてはバンス・ジョセフDCがパーフェクトではないがよくやっていると言ってる。
(目先のことを考えたらヒックスを先発で使いながら新人コリンズを育成するのが現実的なのに、コリンズを開幕から先発で使う方針を選んだ。いずれはアイゼイア・シモンズと超強力ILBコンビになりそうだけどシーズン前半はいろいろ苦労すると思う。結局ヒックスの出番が増えることになるのか、意地でもコリンズにこだわるのか)。
(ヒックスはコリンズについては彼が悪いわけではないとだけ言ってて基本的にノーコメント。まあそうでしょう)。
□Corey Peters Gets His Wish To Run It Back With Cardinals (チーム公式サイト8月4日水曜の記事)
・DTコーリー・ピーターズは一週間前は自宅でオリンピック中継を見ていた。「オレがオリンピックに出場できる可能性がある種目は何か考えていた。射撃かな。運動能力と関係ない種目なのは間違いない」。
火曜にアリゾナと再契約してNFLでの12年目をプレーすることになった。契約最終年だった去年第9週に膝蓋腱を断裂したときは予想できないことだった。「望んではいた。素晴らしい驚きだ」(ピーターズ)。
関心の大小はあるが5~6チームから電話があった。アリゾナからの電話はキャンプ地へ来てワークアウトへの参加を求めるものだった。彼にとってはそれで十分だった。
本人によると負傷は100パーセント回復した。だがフットボールができるコンディションにはまだなっていない。今週末には練習に復帰したいと望んでいる。
キングスベリーHCは「まず彼の感触を見たい。彼は我々のプレーブックは知っているし我々も彼を選手としても人間としてもしっている。どこでフィットするかを見るだけだ」。
重傷からの復帰は初めてではない。ATL時代にアキレス腱を1回目の断裂、アリゾナに加入した2015年もトレーニングキャンプ中にアキレス腱を2度目の断裂してそのシーズンを棒に振った。だから彼は復帰のための不屈の精神を知っていた。「自分自身を気の毒だと思うのはやめることを学ぶのが早くなる。その気持ちは常に少しある」。
(この記事では膝ACLとは書かれてないから膝蓋腱断裂だけだったのかな)。
・DTピーターズはこれまでチームの選手会代表をしてきたがもうやるつもりはない。「NFLPAの幹部といくつかの意見の相違がある」。
・ジェフ・ロジャース(アシスタントヘッドコーチ兼スペシャルチーム・コーディネーター)はDEN時代(2011-14年の4シーズン半)も新加入Kマット・プレイターをしていた。そのときはプレイターはキックオフも蹴っていた。
2014年にDETに加入してからはキックオフをあまり蹴らなくなった。しかしプレイターの飛距離は衰えてないとロジャースは言っている。60ヤード超のFGを何本も決めている。
「彼はキックオフも優秀だ。できないわけではない」(ロジャース)。チームはキャンプで選択肢を見定めている。
(プレイターが36歳、Pアンディ・リーが38歳。プレイターが蹴るのが順当)。
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