アリゾナマニアの知ったか発言集

CBジェロード・パワーズ

・FA新加入のCBジェロード・パワーズのプロフィール
・2009年ドラフトでINDの3巡(全体92番目)指名
・INDでの4シーズンで通算42試合、6INT(1リターンTD)、33PD、1FF
・blanket pass coverageと言われるくらいパスカバー能力が高く、ラン守備もいい
・懸念は背が高くない(5-10)こととケガの多さ


FA新加入のCBジェロード・パワーズについて。

オーバーン大出身の25歳。身長5-10、体重187。コンバインでの40ヤード走は4.51秒。

2009年ドラフトでINDの3巡(全体92番目)指名。


http://www.nfl.com/draft/2011/profiles/jerraud-powers?id=80680

ドラフト時の評価。

総評:
大学界で最も過小評価されているCBの1人。HCが交替する大学には残らずアーリーエントリーを選択。2年間の先発経験があり左右どちらのCBでも出場した。彼のblanket pass coverageはオーバーン大のファンたちにCB Carlos Rogers(WAS→SF)を思い起こさせる。

長所:
背こそ低いが、NFLでやっていける体格(legitimate NFL build)を持つ。ロングパスに対処できるスピードも十分にある。スクリメージラインでは積極的なhand punch。ターンのときの尻の回転が良く、WRと併走できる。動き出しに機敏さとクイックネスがありボールに近付ける。QBの動きをちらっと見て好んでギャンブルする。スペースで体を調整してathletic interceptionする。WRがルートを走ってる間ずっと重なり合い、大型WRも怖がらない。信頼できるopen-field tacklerでハードヒットもする。ブロックを避ける機敏さもある。

短所:
outsideで仕事するには背が足りないかもしれない。オープンフィールドでのタックルは良く、クリーンヒットもあるがそれをファンブルフォースに繋げる身体能力はない。アグレッシブすぎることがある。フェイクに引っ掛かりがちで、初動で裏をかかれるとそれを取り返すだけの爆発力はない。大学3年のときハムストリング痛に悩まされた。

・・
blanket pass coverageって表現は初めて見たけど、言葉の響きからすると「相手WRに毛布を掛けたかのごとき密着カバーができる」という感じ。

INDは先にCBグレッグ・トーラー(アリゾナからUFA)と契約して、弾き出された形のパワーズをアリゾナが獲った。

とはいえミニキャンプでは先発チームの右CBにずっと入っていて、開幕先発の最有力候補になってる。


http://www.nfl.com/player/jerraudpowers/80680/profile
http://www.nfl.com/player/jerraudpowers/80680/careerstats

 2009 12試合(12先発) 66タックル 1INT 10PD 1FF
 2010 10試合(10先発) 53タックル 2INT 9PD
 2011 12試合(12先発) 51タックル 2INT(1リターンTD) 6PD
 2012 8試合(8先発) 40タックル 1INT 8PD

ドラフト3巡ながら1年目途中から先発。でもシーズン通して出場したことがない。去年は右足親指の負傷でシーズン途中にIR入り。injury proneと呼ばれてます。

パントリターンの経験もあって通算8回平均7.9ヤード。

オーバーン大(アラバマ州にある)出身。トレード加入のCBハビエル・アリーナスはライバルのアラバマ大出身。NFL入りはパワーズのほうが1年早いけどともに25歳。これに26歳のCBアントワン・ケイソンを加えた3人で右の先発CBを争っている状況。

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