アリゾナマニアの知ったか発言集

DEイウェベマが手術

去年のドラフト4巡DEケニー・イウェベマが健康診断で胸部に腫瘍が見つかったので摘出手術を受けました。

誤解されるといけないので先に結論を書いておくと、イウェベマは手術の2日後には退院していて7月下旬からのトレーニングキャンプにも参加できる予定です。

4月下旬の3日間のミニキャンプ時に全員が健康診断を受けたんだけど、イウェベマの胸部X線に生命の危険がある大動脈瘤の疑いがあったのでより詳しく調べるためCATとPETを受診させたところ野球ボール大の腫瘍が見つかったそうです。

医師が1年前の同じ健康診断でのX線写真を取りだしても何も写ってなかったそうでたった1年で急拡大したようです。本人はたまに胸焼けするぐらいで自覚症状は全くなかったとのこと。胸部X線はNFLでの健康診断では全チームやるけどアメリカの一般的な健康診断では撮らないらしいです。

腫瘍は胸骨と心臓の間にあったそうです。幸いにも悪性(ガン)ではなく良性だったけど、発見されずこのまま放置すれば心臓を圧迫して心停止のおそれもあったようです。

腫瘍の摘出は今回は脇腹からロボットの腹腔鏡を挿入して行ったので手術の2日後には退院できたんですが、腫瘍があと数センチ大きかったら肋骨と胸骨を折り曲げての開胸手術になっていてその場合は今シーズン絶望で来シーズンの出場も危ぶまれてたみたいです。早期発見により生命の危機だけでなくシーズンを棒に振る可能性も回避できました。

イウェベマは同期入団のDEカライス・キャンベル(去年のドラフト2巡)とともにDEアントニオ・スミス(FAでテキサンズと契約)の後釜として期待されてます。

定期健康診断はきっちり受けておくべきということですね。それにしても「腹腔鏡(ふくくうきょう)による腫瘍摘出手術」って声に出してスラスラ読めません。

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