アリゾナマニアの知ったか発言集

S Rashad Johnson

3巡指名FSラシャード・ジョンソン(アラバマ大)は2年間で11INTのプレーメーカー。STでは即戦力。

3巡全体95位
FS
アラバマ大(SEC)
身長 5-11
体重 203
40ヤード走 4.50秒(コンバインでは4.53秒)
背番号 41



高校時代は完全に無名だったとのことでアラバマ大へは一般入学。当時のマイク・シュラHCが入団テストを受けされてくれたおかげで後に才能が開花。

入学した2004年はレッドシャツ。そのときはRBだったけど2005年にディフェンスに転向。でも出場した12試合すべてSTのみの起用。2006年はFSで4試合先発した。

2007年にHCがニック・セイバンに交替したことが大きな転機に。FSのスターターになっただけでなくキャプテンにも指名され6INTやチームトップの94タックルでAll-SECの1st-teamに選出。2008年は5INTやチーム2位の89タックルでアラバマ大のディフェンスを全米3位(1試合平均263.5ヤード)に押し上げ、自身はAll-SECの1st-teamに満場一致で選出、SECのDefensive Player of the Yearにも選ばれた。

 2004 レッドシャツ
 2005 1FF
 2006 33タックル 2FF
 2007 94タックル 1サック 5.5ロスタックル 6INT 8PD 1FF
 2008 89タックル 5ロスタックル 5INT 11PD 1FF



プレーの読みが速くてビッグプレーできるポジションに素早く移動する。ラン守備では相手ブロッカーが効力を出す前にボールキャリアーに到達することも。オープンフィールドでは自分のポジションがディフェンスの最終ラインだと理解しておりスペースを詰めることができる。

パスカバーでは天性のプレイメーカー。QBに餌を与えるようにボールを投げさせて奪取。キャッチが上手く肩より高いボールも取れる。重要な場面で何度も大きなプレーをしてきた。守備範囲が広く、バックペダルが速くてTEやスロットレシーバーも1対1でカバーできる能力がありボールが来てからハードヒットする。

リーダーシップがあり、賢くてアラバマ大ではセカンダリーのコールもしてた。

短所として大きく挙げられているのが2つ。爆発力不足とサイズ不足。足は速いけどスピードが単調で爆発力はあまりない。一瞬のスピードってやつがないんですね。サイズは6フィートないのでNFLのSには背がやや低いことと上半身・下半身ともバルク不足。しかも体重を増やすとスピードが落ちる懸念もあるみたい。

あとはスクリメージライン近くでは信頼できるタックラーではないという評価も。それと2008年2月に暴力行為で逮捕されているので性格に問題ありとの指摘。



大学1年からSなんだけど評価を読んでいるとCBでは先発になれないからSにコンバートされたニッケルバックというような雰囲気。それかスーパーボウルMVPになったあとFAでアリゾナに来たFSデクスター・ジャクソンに似たような感じも。どっちかというとカバー2向きかなという感じがするのでアリゾナのシステムに合うかとかコーチ陣がどう使いこなすかというところが気になります。

アリゾナの現在の両先発SはSSウィルソンもFSロールもタックル大好きスクリメージラインまで上がるの大好きなのでジョンソンは1年目からニッケルやダイムで起用される可能性が高いです。ニック・セイバンが「何でもできる」と褒めちぎった選手だしどう成長するか楽しみな選手です。ロールはぼやぼやしてたらあっという間にポジション取られるかも。

STのパントリターンカバーやキックリターンカバーでのgunnerとして今ドラフト候補でナンバー1との評価も期待大。gunnerはここ数年人材に悩んでて去年はWRアーバンがやってたけどスピード不足で効果が薄かったんで。

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