・パスキャッチやブリッツ対応もできる
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(ドラフト6巡RBキオンテイ・イングラムのドラフト時の評価。今年のドラフトは3巡2人の次が6巡2人なのよ)。
「概観:
十分なサイズとクイックネスがあるRB。テキサス大からUSCへ転校したあと体重を軽くして顕著により素早くより捕まえにくくなった。
視野は明確だが、タックルの間を徹底し続けるよりも広くバウンスランすることで満足しすぎている。run finisherとしては平均以下だが、時に素早い判断で追加のヤードを創出する。
パスやブリッツのピックアップも対処できるが、third-downのオプションをする準備はできていない。傑出した資質はないが、キャンプで競争に加われるはずだ」。
「長所:
2021年に体重を軽くしてより素早くより動けた。
進んでいる過程でも自分のペースを維持する。
決断力のあるプレーをする。
interior runnerとして適切な経路を見つけ出す。
ブロッキングが崩れたときに創出する。
2021年にオープンフィールドでのカッティングで股関節の屈曲を改善した。
swing passやsafety-valveパスを処理する。
シーズン後半にパスプロテクションが向上した」。
「短所:
バックサイドでの視野と認識力を高める必要がある。
コーナーを突く爆発力が不足している。
ブロッキングスキームを完全には信頼していない。
ゾーンでのpress-and-cutの効率は平均以下。
second-levelのディフェンダーをブロッカーに誘導する必要がある。
一貫してフィジカルで意志の強いフィニッシャーではない」。
(すばしっこいしビジョンも良いけど泥臭さはないしブロッカーを上手く使えない、という感じ)。
(軽量化してすばしっこくなったぶん成績が上がったみたいだけど、そういうのがNFLのディフェンスに通用するとは思えない。俊敏さを維持したままバルクアップする必要がありそう)。
(6巡ということもあってか評価は手厳しめ。でもイーノ・ベンジャミンは一昨年の7巡だし新加入ダレル・ウィリアムズは指名漏れ。MIAに移籍したチェイス・エドモンズだって4巡指名。6巡でも十分に戦力になりえる。ジェームズ・サクソンRBコーチの腕の見せどころ)。
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2018 テキサス大 13試合 142回708ヤード(平均5.0y) 3TD 27キャッチ170ヤード 2TD
2019 テキサス大 13試合 144回853ヤード(平均5.9y) 7TD 29キャッチ242ヤード 3TD
2020 テキサス大 6試合 53回250ヤード(平均4.7y) 1TD 11キャッチ103ヤード 1TD
2021 USC 10試合 156回911ヤード(平均5.8y) 5TD 22キャッチ156ヤード
高校卒業時はRBの全米トップ10評価。入学1年目から出場。3年のとき1年生のビジャン・ロビンソンに出番を奪われて転校を決意。そのロビンソンは去年ラン1,127ヤード11TDしてて、2023ドラフトの1巡中位~下位指名候補になってる。
サイズは6-0、221。40ヤード走4.53秒。アリゾナでの背番号は30。
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