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３週間ぶりにゼミに顔だした。やぱ、周りの話題は、必然的に、就活…なわけで。
　
焦ってないって、ゆったら、嘘になるくせに、それを出したくない、あたし…
変に強がりで、プライド高くて、こんな自分がすきぢゃないくせに、変われない。
　
何だかなあ。全然笑えてるんだけど、だんだん心が痛くなる気がする。
　
　
ほら、あたしは皆が思う程、できる子ぢゃなかったでしょ？って、ゆいたくなる。
　
　
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こないだ、携帯とにらめっこしてたら、５時半まで、定期的に、水色に光ってた。
　
－俺のお守りあげるわ～、就職祈願に！－
　
－効かなそう（笑）－、て、思わず返したけど、何か、ほわーって嬉しくなった。
でも、わがままゆうと、一緒に、願掛けに、行きたかったんだけど…なあ。
　
　
　
次に遊ぶ日は、結局、あたしのわがままに、合わせて貰う結果になって、
その代わりに…って、あのこがゆいだしたわがままには、正直、困っちゃったよ。
　
…どう捉えたらいいわけ？
　
そんなこと、今まで、前もってゆってきたことなんて、なかったぢゃない。
今まで、ゆわなくったって、いっつもいっつも、そーしてきたのに、何でなの？
　
　
…しかも、そのわがままを、あたしが断れないこと、知ってるくせに、ずるいよ。
　
　
－その日、帰らないでおこうね。－、だなんて。
　
　
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最近、寝るのが、ちょっぴり苦手。
　
目を閉じると、真っ暗で、何だか、すごい…、自分がひとりのように感じてきて、
怖くなるから、元々、なかなか寝ない子なのに、余計、眠れなくなってきた。
　
　
でも、明日起きたら、また、笑顔のあたしで、がんばらなきゃ。
　

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手帳をひらくと、空白になってしまった明日が目に入る。…何もないと、淋しい。
　
何だろう、ひとりで予定が何もない日とか、どーしたらいいか分かんなくなる。
ただ、ぼーっとしては、妙に、センチメンタルな気分になってしまったり、とか。
　
特に、今、は…ね。
　
　
　
あのこのこと誘ったけど、無理なんだって。お前イキナリすぎるねん、ってサー…
　
－ぢゃあ、６月は？－
　
そう聞いたのは、昨日のこと。いつものように、またいける日ゆうわ～って返事。
…あのこがゆう「また」は、なかなか、やってこないから、キラい。
　
　
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バイト上がり、あたしが直ちゃんと電話してるうちに、
あのこは帰っちゃって、皆で遊ぶ予定について聞きたいことが、聞けず仕舞い…
　
だから電話かけたのに、やっぱり出ない。…何だかなあ。
でも今日は、すぐにメールが来て、ちょっと経ったら、ちゃんとかけ直してきた。
　
　
－そういや、６月始めって、お前いつがいいん？－
　
さらっと聞かれた、ひとこと。でも、何だか、嬉しくなった。…単純（苦笑）
いっつも、全然やってこない「また」が、ちゃんと、やって来るよーな気がして。
　
　
　
聞かなきゃいけないこと話して、ふつーに雑談して、
でも、何でかなあ…ついつい、わがままなあたし、になってしまう。だめだなあ。
　
－分かった？－
－分かんない。－
　
何回ゆわれても、同じ言葉を返すあたしは、何だか、ちっちゃな駄々っ子みたい。
　
このやり取り、何回かしたら、同時にお互いが、くすって笑うの。
その瞬間を、何だか、すごーくあったかく感じて、何か、心地いいな、って思う。
　
　
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すぐに寝付けそーにない今夜は、
心の片隅でこっそりと、水色に光ることを期待しつつ、携帯とにらめっこ、かな。
　

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あんなに弱ってたのに、外に出たら、ふつーに、ちゃんと笑えてる自分がいて、
何だか、ホっと安心した…と同時に、何だろ…少し、そんな自分がおかしかった。
　
まだまだ大丈夫だなあ。うん。
　
　
でも、何だかまた、先がよく見えなくなったような気がしてきて、分かんないよ。
あたしの道、ちゃんと作っていきたい、けど、どう作っていこうかな…
　
　
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今日のバイトは、ちょー忙しかったあ(＞＜)
やーっと終わって、疲れたあと思って、見上げたら、階段の上に、あのこがいた。
　
他の子もいたから、とりあえず、パンチしといた。
　
日曜の試験どーだったんすか？て聞かれて、答えるとき、何ともゆえない顔して、
チラって、あたしのこと見るから、何か、きゅう…ってなったよ。
結構、無理して笑ってるような気がして、何故か、あたしが、苦しくなっちゃった。
　
　
　
帰りみち、ふたりになって、今日ずっと、ゆいたかったことをつぶやく。
　
－昨日電話したのに…－
－ごめんって、昨日めっちゃ忙しかってん。－
　
電話でないことも淋しくなったけど、それなのに、今日何も連絡してこないから、
余計、淋しくなっちゃったのに、分かってないなあ。
　
　
エスカレーターに乗って、一段上にいる、あのこの服を少しだけひっぱりながら、
めいっぱい開いた蛇口から流れる水のように、いろんなこと、吐き出しちゃった。
　
…愚痴ってばっかで、ほんと、ごめんね？
　
あのこの前だと、何故だろう、かっこつけない自分でいられるって、ゆうのかな…
弱音とかを、ついつい出してしまう。
　
　
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そのせいなのか、八つ当たりみたいなこと、しちゃうことも多々あって、
それは、だめだよなあ…直さなきゃなあ…って思ってるのに、今日も、ついつい。
　
何も考えずに、ぽろっとゆったことに対して、
「ほらまた」とか「すぐそう言う」とか、ゆわれちゃうくらいだもん。気をつけなきゃ。
　
　
…困らせてばっかで、ほんと、ごめんね？
　

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素直になることの大切さを、めぐに諭されて、電話をかけることにした。
あのこの電話番号を、こんなにも早く見つけてしまう指先が、何だか悔しかった。
　
…でも、こんなときに、出ないなんて。
　
実は、自分で、自分のへるぷに気付くぐらいのとこまで、きちゃってるのになあ。
こんなとき、やっぱり聞きたいのは、あのこの声なんだよね。
　
　
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先週の金曜は、あたしにとって、おっきな山場で。
妙にどきどきして、怖くなって…そんな木曜日、わざわざ電話で相手してくれて…
自分だって、日曜に大事な試験あるのに、何でそんなに優しいかなあ。
　
「お前、受かるらしいで。運命で決まってるねん。俺、聞いてきてやったで。」
「明日どーやったか聞いたる。そのとき、頑張った!!てゆえるよう頑張ってこい。」
　
その言葉が、すごくあったかく感じて、心地よくて、嬉しかった。
　
　
金曜の夜、ほんとに電話してきてくれるし。
なかなか来ないから、どーせ忘れてるんだーって凹んだときに、水色に光る携帯。
　
何だろう、あのこがゆう「大丈夫」は、ほんとに魔法の言葉のよう。
　
　
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でも、ごめんね。あんなに応援してくれたのに、だめだったみたい。
　
就活って、ほんと恋愛に似てるよね。自分だけがすきでも全然だめ。難しいなあ。
ちゃんと頑張るよ。納得いくまで、やりきるから。
でも、ちょっとだけ、今日だけ、でいいから、弱音はかせてほしかった、なあ。
　
…まあ、いつも弱音はいてばっかの、あたしだけど。
　
　
明日、顔あわせたときは、少し無理してでも、笑顔で、話しかけちゃう気がする。