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占い:亀ト(きぼく) ккк生亀卜脳症族工作員「蔟龜」…

2013-06-19 18:27:50 | 日記


#ккк #生亀卜脳症族 #蔟龜


古代の占い:亀ト(きぼく)

古代国家において占いとは、政治的に必要な行事として重要視されてきました。

古墳時代以前の日本では、鹿の肩甲骨を焼いてひびの入り方によって吉凶を占う方法が行われていました。

これを太占(ふとまに)といいます。

しかし、律令期に入るとウミガメの甲羅を用いて占うようになります。

亀の甲羅を焼いて占うことを「亀卜」といいます。

これまでは、亀の甲羅を火であぶりながら焼くと考えられてきましたが、最近になってそのやり方が間違っていたことが大江先生の研究で明らかになってきました。

律令期での占いは、国家の行く末を導くものとして重要視され、特に神祇官が管轄をしていました。

その職業集団を卜部(うらべ)といいます。

平安時代になると、他の占いを行う職業集団(陰陽寮=おんみょうりょう)である陰陽師が活躍します。

このなかで有名な人として安倍晴明がいますが、晴明などの陰陽師を管轄していたのは、太政官の中の八省の一つである中務省(なかつかさしょう)がおこなっていました。

これらのことから考えると、陰陽師が占うことよりも、格式が上である卜部が亀卜で占う方が国家にとってより重要であることが分かります。

亀卜での占いは、天皇の病気に関することや政治のために行うものです。

そこで、伊豆・壱岐・対馬などで専門の卜部に命じて占いが行われていたようです。

占いの方法は秘事であり、また口伝で伝えられるものなのでどのような方法で行うのかは謎が多く、研究者もその内容を詳しく知ることができませんでした。

しかし、対馬において大正年間に記された「対馬亀卜談」という史料や占い師の子孫(岩佐教治氏)が存命していることなどから占いの方法や内容などがわかってきました。

今回の実験では、陸ガメのミシシッピアカミミガメの甲羅に四角い窪みを彫り込み、そこに「ははか木(桜の木か)」と呼ばれる木の棒を押し当てて焼くというものです。

窪みの中には「マチ」という占いの記号を刻み、焼いた時にそこに熱が伝わってひびが入ります。

裏面に現れたひびをみて吉凶を判断するというものです。

このような最新の研究に基づいた古代の占いを、授業で再現します。

今回の実験は今年で4回目となりますが、このような授業を行っているのは全国の高等学校の中で本校のみです。

亀卜の灼甲実験の手順についてまとめましたのでご覧ください。


亀トって?

「亀卜」は「きぼく」と読みます。「亀」はもちろん亀のことで、「卜」は占いのことです。

古代日本の頃、国家の占いとして使用されていました。

亀の甲羅でする占いのことです。

どうやって占うの?

①まずは亀に感謝しながら甲羅を用意します。

②鑽(さん)を彫る。

※鑽とは、四方一センチメートル程の小さい四角形の名前です。

甲羅の大きさによって彫ることができる数は違いますが、私たちが使用させて頂いた甲羅では四つ程の鑽が彫ることができました。

彫る道具は電動のドリルを使用します。

削ると粉が落ちてしまうので、下に新聞紙をひいておきます。

ドリルの操作は簡単ですが、軍手をはめておくのも忘れてはいけません。

実習で一番気をつけなければいけないのは怪我です。

あとは口や鼻に粉が入ってしまわないようマスクをしましょう。

③彫った鑽の中に「マチ」を刻む。

※「マチ」は右の図のような形の名前です。

これがこの占いでとても重要な部分になります。

鑽を彫った上からマチを刻みますが、その部分の甲羅は鑽を彫ったため とても薄くなっていますので、マチをカッターナイフで刻むときは 向こう側に突き抜けてしまわないように気 つけて刻みましょう。

④焼きます。

※甲羅の準備はここで終了です。


ここからは占う方法を説明します。

まず、この亀卜で占うには甲羅の他に、火が必要になります。

ハハカの木というのをご存知でしょうか?

これは桜の木のことです。

ハハカの木は火の持続が良いそうです。

木の枝の先端に火をつけ、マチを彫った鑽に押し当てて息を吹きかけます。

このように、「焼く」といっても火に直接つけるのではなく、熱を使って占います。

何度か、絶えず繰り返すと「パキッ」と甲羅が音を出します。

それは鑽の中に彫った マチが熱でひび割れた証拠。

すぐ鑽に水を垂らしてやります。

裏面に現れたひびをみて吉凶を判断します。

⑤占いの結果を見る

占いの結果については、大正年間に記された『対馬亀卜談』(横山孫次郎 著)を参考にしました。→

これによると・・・

占いの結果は「病凶」と出ました。

しかし、「対馬亀卜談」は後世の人によって書かれているものなので、古代律令期のものと一致しません。

占いは信じる人次第なので、この結果をあなたはどう考えますか?


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