ベトナム戦争に参戦していない日本では枯葉剤を使用ていない…

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フィリピン人のヒ素や水銀中毒は枯葉剤が原因らしい。

今のホルモン注射とヒ素の相性が悪いと聞いた。

日本では枯葉剤はベトナム戦争で使用したと習う。

ベトナム戦争に参戦していない日本では枯葉剤を使用したと言う話は聞いた事が無い。


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http://www.yu2372.net/Hihu/index.php?FrontPage


　ヒ素中毒
　鉛中毒

　中毒

[受付]
　ヒ素の酸化物、特に亜ヒ酸が有害です。亜ヒ酸製造工場のほか、亜ヒ酸を不純物として含む銅、亜鉛精錬工程での中毒があります。またその精錬所からの排気に含まれている亜ヒ酸によって、地域住民が影響を受けたという事例もあります。

　粉ミルクに誤って混在した亜ヒ酸のため、大量の乳児の中毒が出たこともあります。

　症状としては、皮膚が黒くなり、また角化がひどくなるといった皮膚の症状がまず目立ちます。亜ヒ酸は特に肝臓に集まる傾向があって、肝障害を起こしやすいのです。

　九州地方では、太平洋戦争中から直後の劣悪な労働条件下で亜ヒ酸の暴露を受けていた人たちの中から、肺がんが多発して問題となりました。

　鉛中毒

　無機鉛中毒は、印刷、蓄電池、塩化ビニル安定剤の製造・使用工場などでも問題になっています。

　このほか、ガソリンに加えられる有機鉛によっても、激しい中毒が起こります。自動車の排気ガスによる鉛中毒問題も、この有機鉛によります。

　症状としては、貧血、手足を伸ばす筋肉のまひがみられます。有機鉛中毒では、興奮して暴れたりするような精神症状とか、手足のしびれのような神経症状が主となります。

　治療には解毒剤があります。


　水銀中毒
　中毒

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　無機水銀中毒は、水銀鉱山、計器工場などにみられ、以前には、農薬に用いられる有機水銀による中毒や皮膚炎も話題になりました。有機水銀では、水俣病の原因に擬せられているメチル水銀が特に有毒です。

　症状は無機水銀中毒では、手の震え、歯肉痛、腎臓炎などを起こします。特に大量の暴露を受けた場合は、このほか、下痢や精神症状を起こすことがあります。

　有機水銀中毒の中で、フェニエル水銀中毒では腎臓炎、皮膚炎を起こしますが、一般には軽症です。これに反してメチル水銀中毒は、水俣病で知られる精神症状が強くあらわれ、死亡者も出ます。

　治療には、からだに入った水銀を追い出す薬品もありますが、効果は薄く、いったん引き起こされた脳や神経の症状はよくなりません。


　カドミウム中毒
　クロム中毒

　中毒

[受付]
　カドミウムは、合金、絵具、電池などの産業で使われていますし、一時は、メッキにも用いられたことがあり、工場排水中のカドミウムが注目されだしました。

　大量のカドミウム粉塵や蒸気を吸入すると、気管支炎、肺炎を、また胃に入ると、嘔吐、下痢を起こします。慢性中毒の場合は腎臓がおかされ、特殊のたんぱく質が尿中に出てきます。

　神通川流域で問題になったイタイイタイ病にも、カドミウムが関係しているといわれますが、この場合は、出産を経験した婦人に多くみられ、骨折しやすくなっています。

　クロム中毒

　クロムは銀白色の金属で、対腐食性、耐熱性が強いので、メッキ、合金、顔料の製造などに用いられています。クロムの中でも、六価のクロムは、三価のものよりも、毒性刺激性が強いといわれています。

　クロムに中毒すると、皮膚、粘膜に炎症、潰瘍などを起こし、手指にはクロム潰瘍、鼻粘膜には、鼻中隔穿孔などの特異的な症状があらわれます。長期にわたってクロムに暴露されている人には、呼吸器、特に肺にがんが生ずることがあります。


　有機溶剤中毒
　原因

　中毒

[受付]
　有機溶剤は、家庭でも衣服の襟をふくベンジン、ゴムのり、速乾性インクなどに広く用いられています。また、石油化学や合成樹脂工業の発達で、工業領域でもその使用量が増えています。

　一口に有機溶剤といっても、その種類は多く、数百におよびます。塗料を薄めるシンナー、脱脂に使われるトリクロルエチレン、一時、ゴムのりの溶剤に用いられたベンゼンなどがその代表的なものです。

　原因

　大量の有機溶剤の作用を受けると、麻酔にかかります。アルコールも有機溶剤ですから、酒を飲み過ぎた人の症状を思い浮かべてもらえばよいわけです。

　はじめは気分がよく、抑制が取れ、人が変わったようになり、ついで、言葉がまともに言えなくなり、手足の運動も不自由になって、歩くと千鳥足になります。そのうちに意識を失い、そのまま進めば死亡します。

　青少年の間にはびこるシンナー遊びも、結局は有機溶剤中毒で、中毒初期の気持ちのよくなる時期を忘れられずにシンナーをかぐうちに、深入りして麻酔にかかるのです。

　少量の有機溶剤の作用でも、これを長期にわたって毎日受けると、慢性中毒が起こります。この場合は、個々の有機溶剤ごとに、それぞれ違った特徴のある症状を示します。たとえば、ベンゼンでは骨髄がおかされ、貧血や白血病が起こり、クロロホルムでは腎臓障害をそれぞれ伴います。

　一般に、有機溶剤は単独では用いられず、数種を混合して使用することが多いので、中毒の様相も複雑ですから、注意が必要です。