てく、ぱち、ぽつり。

てくてく歩いて、ぱちりと撮影。
野の花・きのこや路地裏さんぽ、日々感じたこと、
心に残すためのつぶやきメモ。

アケボノソウ

2009-09-27 | はな -flowers-

不思議な花の模様に、ずっと憧れていたアケボノソウ。

念願の初対面は町の中で突然にやってきました。
食事の後、同席者のトイレ待ちをしていたお店の前で

お店の玄関口で座り込むのも怪しいので、一言断りを入れて写真を撮らせていただきました

アケボノソウ(曙草) リンドウ科センブリ属

所:北海道から九州の山間の小川のほとり、湿原の周辺草地など、湿潤な場所に生える多年(2年)草
花:9-10月頃、茎の先端に2cm程度の5枚花弁の星型の花をつける。花弁には紫色の点と、黄緑色の丸い模様(蜜線)がつく。
葉:卵形の葉は対生する。葉先は尖り、3本の主脈が目立つ。葉縁は全縁。
1年目のロゼットの葉は柄があるが、茎生葉は柄がない。
名:花弁の紫色の点と黄緑色の模様を、夜明けの星空に見立てたことから。

図鑑を眺めていても、不思議な姿だと惚れ惚れしていたけれど、名前の由来の素敵さに惚れ直してしまいました

花弁の黄緑色の模様が蜜線とは驚き。
普通、花の蜜って中心あたりにあるものでは?と思ったら、しっかり意味がありました。

これはハナアブに花を跨いで蜜を吸ってもらうことで、花粉をしっかりお腹につけて帰ってもらい、受粉効率をUPしてもらうための仕掛けなんだとか。

可愛い姿で、中々やりますなぁ

突然の対面は嬉しかったけれど、近いうちに野山で再会したいな。

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