こんにちは。今回は魚釣りを始めたい。家族と行きたいけどどうすればいいかわからないという方向けに記事を起こしたいと思います。
まずは必ず必要なもの
・竿(ロッド)
・リール
・糸(ライン)
・ルアー(擬似餌)
・タモ網
・ライフジャケット
・ハサミ(ラインカッター)
・タックルボックス(竿立て付きのほうが便利)
道具の説明
・各ロッドには対応した魚種があります。
これから趣味として始めるという方は基本はじめは大中小の3本があれば大丈夫です。
(この記事では、大は最大60センチほどの魚、中は最大40センチほどの魚、小は最大25センチ以下の魚とします)
ファミリーフィッシングで、週末に子供と遊びに行くという方は扱いやすい中または小の1本を人数分揃えれば大丈夫です。
ロッドには、振り出し式タイプ(持ち運びやすい、比較的安価)と並継タイプ(扱いやすい、強い、ルアーがよく飛ぶ)があります。
・リールはロッドのサイズに見合ったものを買いましょう。大なら4000番から5000番位、中なら2500番から3000番、小なら500番から1000番位が良いと思います。
必ずドラグという機能のあるリールを買いましょう。
・リール、ロッドには2タイプあり、スピニングタイプとベイトフィネスタイプがあります。ベイトフィネスは難しく幅が少し狭いので初心者には向きません。
・ラインは主に3タイプ(細かい種類は他にもありますが、難しいので今回は3つ紹介します)あります。
・PE 利点:細くて強いのでよく飛ぶ アタリを取りやすい
欠点:摩擦に弱い 高い 絡まったら解けない
・ナイロン 利点:安い
欠点:太いので飛ばない アタリを取りにくい
・フロロカーボン 利点:摩擦に強い ナイロンに比べて少し強い
欠点:硬い
・まずはナイロンで練習しましょう。
始めたてはキャストが安定しなかったり、根がかりでロストすることが多いです。
PEラインだと、キャストの時に切れたりバックラッシュというトラブルが起こりやすいです。
・ルアーは非常に種類が多いので、別に記事を起こして説明しますので、今回は2つだけ紹介します。
・ジグ(金属の塊のようなもの)
ジグはリールを巻いているだけでも釣れるので、初心者向きです。ルアーのなかでおそらく1番飛びます。
・ワーム
ワームはグミのような見た目の、においのついたゴムの塊のようなものです。
ジグヘッドというオモリと針がくっついたものと一緒に使うのが1番簡単です。
リールを巻いているだけで動く、テール(尻尾のようなもの)の付いたものがおすすめです。
・タモ網は掛かった魚が大きい時に使います。
大きい魚を無理やり揚げようとすると、竿が折れたり、ラインが切れて逃げられたりします。
タモ網は長めのものを用意しておくと良いかもしれません。
タモ網は船用や河川、渓流用のものなど色々あり、わかりにくいかも知れませんが、防波堤用は振り出し式のものなので間違えないように注意しましょう。
次にあったほうがいいもの
・クーラーボックスや袋、保冷剤(釣った魚を持ち帰る場合)
・予備の針とスプリットリング(ルアーと針を繋ぐ)
・ペンチ(スプリットリングプライヤーというものの方がいい)
・魚ハサミ(手が汚れない、魚のトゲが刺さらないなど)
・ナイフ(釣った魚を持ち帰る場合、釣り場で血抜き、内臓の処理をすると、鮮度が保てる)
・水汲みバケツ(手を洗ったり、釣った魚を活かすために使う)
・スナップ(ラインとルアーを繋ぐ)
出発前に準備しておくこと
まずはリールにラインを巻きます。
PEラインを使う場合は、下巻きとリーダーが必要になるのですが、これは今後中級者向けの記事を書く予定なので、その時に説明するので少々お待ちください。
今回はナイロンを使います。大の場合は5号、中の場合は3号、小の場合は1.5〜2号が良いでしょう。
メーカーや値段によって強さも違うのでよく見て買うと良いでしょう。強さはkgかlb表記になっていると思います。
500mで千円前後で買えます。
買ったルアーは開封し、ケースに入れて、タックルボックスやバッグに入れましょう。
ワームはメーカーによっては専用の液体に浸ってないと、溶けたり固まったりするので、わからないうちはケースには移さないほうが良いです。また、混ざると変色したり、溶けたり、色移りしたりするので、同じメーカーのワームだからといってまとめるのも良くないです。
釣り場に着いたら
ライフジャケットを着用します。
ロッドにリールをセットし、ルアーを結びます。
スナップがあると、ルアー交換の時にいちいち結ばなくて済むので楽です。
水汲みバケツを用意してある場合はこの時に汲んでおきましょう。
準備ができたら
投げるときは周りの安全を確認しましょう。
投げならルアーを少し沈めます。
海底に海藻や岩が多い場所だと、底まで落としてしまうと根がかりしてしまうので、注意しましょう。
ある程度沈んだらリールを巻きます。
ただ巻いているだけでは釣れない時は少し動きに変化をつけます。
ロッドを少し動かしながら巻くとかかります。
隣にルアー釣りをしている人がいるなら、真似してみるのも1つの手だと思います。
それで釣れないならルアーを変えます。
ルアーの色や形で魚のリアクションも変わってきます。
魚の反応があったら、竿を起こして合わせます。合わせを入れないと魚が針にかからずにルアーを離してしまいます。
釣り上げたら、魚を針から外します。
逃す場合は優しく手、またはタモ網を使って逃します。
針を飲み込んでしまった場合や、刺さりどころが悪くて、エラや目に傷がついてしまった場合は逃しても死んでしまう可能性があるので持ち帰って食べることをおすすめします。
魚種によっては密猟になってしまったり『〇〇cm未満は獲ってはいけません』といったようにサイズ制限がある場合があります。また、サケ・マスのように場所によって規制がある魚もいるので注意しましょう。
毒がある魚、トゲや牙が鋭い魚は怪我をする恐れがあるので注意しましょう。
持ち帰る場合は血抜きという作業をすると美味しくなります。
また、締めることで鮮度を長く保てるようになります。
最後に
魚釣りはハマると楽しいです。
ただ、本気で始めると道具が高いです。
最初はスタートキッドみたいなロッドやリール、ライン、ルアーがセットになっているものを買って楽しみますが、安物なのですぐ壊れてしまいます。
慣れるまでは不慮の事故でロッドが折れたりするので安物でいいですが、ある程度知識がついて、慣れたら思い切って少し高いものを買った方がいいです。高いからと言って中途半端なスペックのものを買うと1番損します。
今回はここまでです。
わからないことや用語などありましたら、質問受け付けています。
今後解説画像など追加していくので少々お待ち下さい。