台湾で、バーの経営者をはじめ数人を騙し贅沢三昧の生活の末に生活苦に陥った川上は帰国する事になります。
帰国後は、戻る家もなく借りる金もないので以前韓国のカジノで知り合ったヤクザ崩れの西中島のマンションに同居してました。
一銭もない川上は、過去に騙した保険屋のオバはんを脅迫、洋食屋のオーナーに泣き落とし等しながら小銭を借りての生活。
この頃もよく飯を喰わせてあげたり北新地で酒を飲ませてあげたりしました。
過去に詐欺った相手も多く、大阪に居ってもこのままでは!と思った川上は、チェンマイの友達に連絡を取り台湾で得たたこ焼きの技術でチェンマイ行きを画策。
チェンマイの友達が、地元の名士ような方の紹介とその方の経営するガソリンスタンドの片隅を確保してくれ、ここで一気にチェンマイ行きが確信のものとなりました。
60歳までのカウントダウンは始まり、貧困な生活から抜け出すため、真面目に商売してチェンマイに骨を埋めるつもりで頑張ります!と川上は改心したのです。
川上は30年以上の知人です!
たこ焼き屋の機材費やビザの取得費、チェンマイ行きの旅費を貸してあげました。
後に判明するのですが、同じような理由で洋食屋のオーナーからも数十万の金を借りてたみたいです!
そうしてチェンマイの日本企業の工場があるメーテーンという場所のガソリンスタンドの片隅で、たこ焼き金太郎はオープンしたのです。
第8章に続く
上記写真はガソリンスタンドの片隅にオープンしたたこ焼き金太郎の初期
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