台湾から逃げ帰ってきて、飯代もない日々を過ごしていたある日、過去に婚姻関係にあった相手との間に子供がいる事を話してました。
別れるときの条件で、子供には会わない!というのがあったみたいですが、他人から金を騙し取る川上でも我が子の事は気になったんでしょう。
まだ子供が小学校の時は、運動会があればコソッと陰から…と、見に行ってた。と寂しそうに話してました。
今となってはどこでどうなってるかわからん子供も30を過ぎ、どないなってんねやろ?会いたいなぁ…とつぶやいてましたね。
何回か探したけどわからんかった!との事やったんで、私が探しましょか?の問いに頼む!との事でした。
約一週間くらいで居場所がわかりました。
結婚はまだで某新聞社のサラリーマンというところまでわかり、川上に報告と同時に会いますか?と聞くと、今の状態では会いにくいからちゃんとなってから!との答えでした。
そんな気持ちも胸に飛び立ったチェンマイだったのです。
最初の頃は涙を飲みながらチェンマイで頑張ってた筈ですが、だんだん調子付いてきた頃には日々の金の事で足元を見失ったのでしょう。
頑張る事も忘れ、他人から金をいかにして借りるかを日夜考え、あっちの人こっちの人とチョロチョロしてたんでしょうね。
川上自体は一人っ子で、健在してる母親は福岡の介護施設に会いに行く事もなくほったらかしです。
川上もまた母親と同じような寂しい老後の人生を歩んでいく事になるんでしょう。
年齢的にも人生立て直すラストチャンス!
とチェンマイに行く前も行ってからも川上はよく口にしてましたが、結局詐欺師は詐欺師だったんだと思います。
ほんま、アカンなぁ…。
川上、お前こんなんでええんか?
お前に人の血が流れてるんやったら逃げ回らんと連絡してこい。