あっぷるみんと農園便り at WEB

阿蘇・南小国 『あっぷるみんとハーブ農園』 のとある日常

きよら米会員のみなさまへ 10月

2014年10月20日 | きよら米たより
きよら米会員のみなさまへ
2014年10月



みどり米

先月から大きな台風が二つもやってきましたが皆さまには被害がなかったでしょうか。幸い農園は何事もなく、ほっとしています。一つ上げれば小学生と稲刈りをし掛け干しを作ったのですがもののみごとに壊れました。想定内でしたのでこれぐらいは仕方ないかと思っています。遅くなりましたが本年度も変わりなくきよら米のご注文、ありがとうございましす。別紙に送られてきた注文用紙のコピーとそれぞれの数量計算と金額を書いております。ご確認の上、振り込んでいただければ幸いです。また、早くからご注文頂いていた方々になんのご連絡もせずご心配をおかけしました。すみません。メールは何とか確認の返信を出しましたが、faxのほうは何もしていませんでした。今度から確認のfaxを流すことにします。よろしくお願いします。ところで今年はたくさんのもち米ができました。台風前にと一足早く稲刈りを済ませ420キロの収穫がありました。甘酒やげんきもちの材料にと思っていますが、余るのは必至です。もち米用の注文書を入れておきますので、よろしければご注文ください。
サトイモは少しですけれど食べてみてください。
それからお知らせです。東海大の片野教授が、一昨日お亡くなりになりました。明日、お葬式に参列しようと思います。先生は自然米を始めたころに熊本に来られ、何よりきよらという言葉を教えてくれた方でした。その後、きよらの里づくり、きよら米と私の農業に対する思いと非常に深くかかわり、いろんな教えをいただきました。思い出すのは最初に家へ訪れた時のこと、東大出身の先生がやってくると身構えていたら腰に手拭いをぶら下げて、さっさと裸足で田んぼに入り、この田んぼは気持ちがいいねと一言、雑草や稲の姿ばかり気にしていた私にとってその一言と笑顔は何にもかえ難い力であり、財産であり、教え、でもありました。肺がんと宣告されながらも大好きなタバコと酒は死ぬまで離さず、これが僕の抗がん剤だと言ってのける生き様まで教わった気がします。明日何と言ってお参りしようかと考えてますが、とりあえずこのきよら米を作り続けること、死ぬまで好きなことをやる約束だけしてこようと思います。


ビフォア


アフター







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