“夢の世界”を旅してる

今日、道を歩いていたら、風に乗ってフワフワ浮遊している白い羽根を見つけました。

こちらにやって来るかと思いきや遠のいてしまったので、そのままにして通り過ぎたのです。

手を伸ばせば、つかめないこともなかったのだけど、妙に長く空中に漂っている姿が珍しくて、そのままにしました。

羽根は天使のサインだと言われていますから、縁起が良い感じがします。



ところで、タイトルにある“夢の世界”ですが、それはこの世を表して、そう付けました。

だってね、この世って夢みたいじゃない？

どんなに素敵なものをたくさん手にしたってあの世には絶対持っていけないのですから。

そのことに気がついたとき考えが変わったのです。

自分の目の前にあるものを楽しもうと。

何かをやるにしても、過程を楽しめるものをやろうと。

我慢して、我慢して、やっと何かを手に入れる、それが醍醐味だと思えるならいいけど、そうじゃなくて結果だけを期待しているとしたら、人生が無味乾燥に終わってしまうと思ったの。

無味乾燥の人生でした、終わり。なんていやじゃない。

あの世に持っていけるとしたら、美しいもの（品物や景色だけでなく、人の心など）に感動した……とか、そういう類のものだと思ったの。

この世が夢みたいなものだと気づいてない人は、私を単なる夢想家だと思うでしょう。

だけどちょっと考えればわかるはず。

（目が覚めれば全てが泡のように消えていってしまう）夢の世界と、この世の類似性に。

だからといって刹那的に生きようとは思いませんけど……、ただもう少し目の前の与えられた恵みに敏感になって楽しみたいと思っただけです。

この世を生きるというのは、“夢の世界”を旅してるという感じなのかな～と思って今回書いてみました。



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